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2020年7月 9日 (木)

第1602回 波乱の七夕賞

 福島のメインは波乱の多いハンデ戦、七夕賞。
 1番人気馬は過去10年で2勝、2着1回、3着2回。10番人気以下の馬が上位に浮上することが多く、3連単は高配当になりがちだ。
 ハンデ戦だけに、指数上もランク外の馬の活躍が目に付く。指数上位馬なら、平均指数や過去の指数が高い馬たちが中心だろう。

(七夕賞)  1着        2着        3着
10年    -     -     CZb・Cd同着
11年(中山)-     AYa   -
12年    B c    Yb   -
13年    C c    Xc   -
14年    -     -     CYa
15年     Xa   -     A
16年    -      Xa   -
17年    B a    Y    -
18年    -     B     -
19年     Xa   D c   -

 今年の指数上位は、ジナンボー、マイネルサーパス、ヴァンケドミンゴ、ウインイクシード、レッドローゼス、クレッシェンドラヴ、ソールインパクト、ノーブルマーズなど。

 梅雨時だけに馬場状態が気になるが、スローペースはなさそうなメンバー構成で、有力なのは中団からの差し馬だろう。

 注目は4歳馬ヒンドゥタイムズ。ここは昇級戦になるが、ハンデは55キロとそこそこ高く評価された。これまでデビューからすべて芝2000メートル戦を使って、(4221)の好成績を残してきた。前走の下鴨S(3勝クラス)はトップハンデの57キロを背負って、中団から差し切り勝ちを決め、1番人気にこたえた。スローペースだったから結果としてスピード指数は高くはないが、直線半ばから2着馬に1馬身以上の差をつけた差し脚は見どころ十分だった。福島コースは初めてだが、中団から差し脚を伸ばす脚質なら問題はないだろう。

 馬場が悪化して、よりスタミナが問われるレースなら、4歳馬オセアグレイト(55キロ)の浮上があるかもしれない。ここまで2400以上の距離で好成績を上げており、福島では昨年の夏に2600メートルの信夫山特別を勝っている。

 他では、56.5キロのハンデは気になるものの、福島コースは(2100)と大得意な4歳馬マイネルサーパスにもチャンスはあるだろう。

 ダートの重賞プロキオンSは、昨年まで中京競馬場で行われてきたが、今年は阪神での開催になった。中京で行われてきた過去8年、1番人気は(2222)と比較的安定した成績を残している。ダート重賞だけに、前走指数上位馬の連対率が高い。

 今年の指数上位は、スマートアヴァロン、ミッキーワイルド、ワンダーリーデル、サクセスエナジー、ヤマニンアンプリメ、サンライズノヴァ、レッドルゼルなど。

 ダート短距離戦といっても、極端なハイペースはないメンバー構成で、先行馬が中心になるだろう。

 重賞の実績では盛岡のダートG1南部杯、G3武蔵野S、G3ユニコーンS勝ちのあるサンライズノヴァが最上位だが、59キロの負担重量は厳しいだろう。

 連軸の中心は4歳馬レッドルゼルとした。レッドルゼルは芝の新馬戦3着のあと、ダートに戦いの場を移して(5401)と、高いダート適性を示している。距離も1200、1400メートルの短距離に絞った戦いに好感が持てる。

 マイペースで逃げるサクセスエナジーや、後方一気の差し脚が鋭い8歳馬スマートアヴァロン、カフジテイクに、7歳馬ワンダーリーデルなど、高齢馬たちの鋭い瞬発力に要注意だ。

(プロキオンS)
       1着        2着        3着
12年    -     D b   B
13年    -     B     C c
14年    A c   A     -
15年     Zc   B     -
16年    D     BZ    -
17年    B b   AXa    Yc
18年    D     AXa     B
19年    A a   B     C
(海外、地方競馬を減戦して計算)

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