« 第1605回 波乱を呼んだハイペース | トップページ | 第1607回 形勢逆転 »

2020年7月23日 (木)

第1606回 直線1000の適性

 今週から真夏の新潟競馬が始まる。開幕週のメインは新潟名物、直線1000メートルのアイビスサマーダッシュ。
 1番人気は過去10年で7勝、2着1回と安定した好成績を残している。最近の7年では、1番人気馬は6勝、2着1回とパーフェクト連対だ。また、過去10年で5勝をあげている牝馬の活躍も目立ち、牝馬が連対しなかったのは過去10年間で1度だけ。
 指数上は、前走指数上位や、過去の指数が高い馬たちの連対率が高く、全体としても指数上位馬たちが活躍するレースといえそう。

(アイビスサマーダッシュ)
       1着    2着    3着
10年    -     CXb   -
11年    A     B a   -
12年     Xa     b   DZc
13年    AXd   -     B
14年    BYa   -     CYd
15年    -     A c   D
16年    AYb   BXa   C
17年     Z    A        B
18年    CZ    D     -
19年    B a   A b   -

 今年は、アユツリオヤジ、ライオンボス、ダイメイプリンセス、ビリーバー、ワンアフター、ナランフレグ、ジョーカナチャン、レジーナフォルテなどが指数の上位馬だ。

 新潟の開幕週で、野芝の良好な馬場なら、素軽いスピードが求められる。素軽いスピードでは、前走、韋駄天組が上位だ。

 韋駄天Sは直線1000メートルハンデ戦。57.5キロのトップハンデで韋駄天Sを勝利したのはライオンボスだった。昨年も韋駄天Sを勝って、アイビスSDでは1番人気に推されたライオンボスが勝利しており、今年も同じ路線でアイビスSD連覇に挑む。ここまで新潟の直線1000メートル戦は5戦4勝、2着1回と、ほぼパーフェクト。まさにスペシャリストというべき成績だ。その強さは絶対的なスピードだけでなく、積極的に先行して、差し脚を伸ばす脚質にもありそうだ。唯一の2着は稍重の馬場状態でのこと。良馬場での絶対的なスピードでは最上位だが、週末の雨予報は少し気になるところ。

 韋駄天Sでの2着はジョーカナチャン(ハンデ53キロ)、3着がダイメイプリンセス(56キロ)、5着はナランフレグ(55キロ)だったが、3頭の中で最も上り指数が良かったのが牝馬ダイメイプリンセスだ。7歳になったが、直線1000メート戦は(3011)。勝ち星は1昨年前に集中しているものの、前走の韋駄天Sを見る限り、衰えは感じられない。

 後方一気の差し脚が最も鋭いのが4歳馬ナランフレグだ。スタートに難があり、いつも後方からのレースになってしまうのは苦しいが、安定した上りの脚はここでも魅力的に思える。ハイペースが想像できるメンバー構成だけに、後方一気の浮上もありそうだ。

 韋駄天S組以外では、ダートから転戦してきたゴールドクイーン、モンペルデュに注目したい。ゴールドクイーンは18年の秋以来の芝戦になるが、芝1200は(2102)と結果も残している。直線1000メート戦は初挑戦だが、瞬発力が鋭く、逃げられれば勝機もあるかもしれない。同じようにダートから転戦の4歳馬モンペルデュも逃げて粘れて、しかも素軽い瞬発力もあり、初芝戦も要注意だ。

|

« 第1605回 波乱を呼んだハイペース | トップページ | 第1607回 形勢逆転 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 第1605回 波乱を呼んだハイペース | トップページ | 第1607回 形勢逆転 »