2018年9月19日 (水)

第1422回 秋本番へ始動

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 菊花賞を目指すセントライト記念。
 単騎ハナを主張して、大逃げを打つタニノフランケル。その離れた2番手にジェネラーレウーノがつけた。直線に入ってもタニノフランケルがまだ逃げていたが、ジェネラーレウーノが徐々に差を詰めていく。ジェネラーレウーノはゴール前の坂を上がったところで先頭に立つと、余裕の脚色のまま、ゴール版を駆け抜けた。

 ジェネラーレウーノは、ダービーも2番手で先行したが、直線で失速して16着に大敗しており、ここは成長を感じさせるレース内容だったといえそう。改めて皐月賞3着の力を示したレースだった。

 勝ったジェネラーレウーノは4番人気馬。中団の後方から差を詰めてきた1番人気馬のレイエンダが2着。後方待機から差し脚を伸ばした6番人気のグレイルが3着に入った。

 2着のレイエンダは、早めに仕掛けた勝ち馬に比べ、位置取りが後ろすぎたのか、最後まで差を詰め切れなかった。逆に、勝ち馬はペースと展開に多少恵まれた部分があったかもしれないが、指数は3歳重賞としてほぼ標準のレベルだ。菊花賞でも活躍が期待できるのではないか。

 ダービー3着のコズミックフォースは6番手から。直線で一瞬、馬群を抜け出す勢いを見せたが、後続馬に詰め寄られ、最後は馬群に飲まれて7着だった。個人的にはダービーのような積極的な先行策を期待していただけに、少し残念。

 秋華賞を目指す3歳牝馬のローズS。
 向こう正面、道中のペースが緩むところを見計らうように、ルメール騎手のカンタービレが逃げるゴージャスランチに並びかけていく。直線、早々に先頭に立つと、そのまま他馬の追走を抑え込んでの完勝。ルメール騎手の好判断、好騎乗が勝利をもたらしたといえるだろう。

 カンタービレは5番人気。中団から差し脚を伸ばした2番人気のサラキアが2着。先行した13番人気のラテュロスが3着に入って、3連単は22万を超す高配当になった。

 オークス6着の1番人気馬サトノワルキューレは後方からの追い込みに懸けたが、鋭い差し脚は不発気味。結果は6着だった。

 セントライト記念もローズSも、前走、ダービー、オークスで2桁着順に大敗していた馬が勝利をつかんだが、3歳馬の夏の成長を計るのはむつかしい。

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2018年9月11日 (火)

第1420回 秋本番にむけて

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 きようは、風が冷たく、半袖では鳥肌が立つ。夏は終わったんだと実感する。
 先週から秋競馬も始まった。

 中山の京成杯オータムハンデは直線の坂上で、ハンデ戦らしく横一線。そこから瞬発力の違いを見せたのが中団後方で脚をためていたミッキーグローリー。ミッキーグローリーを追うように最後方から大外を駆け上がってきたのがワントゥワン。先行集団の後ろから直線、馬群を割って前に出たのがロジクライだった。

 ミッキーグローリーが勝ち、2着にワントゥワン、3着がロジクライ。1、3、2番人気順の決着で、3連単も5960円という堅い配当になった。
 重賞戦としては、指数も少し低調で、この秋のマイル路線の主役としては物足りなさを感じる。

 雨で渋った馬場になった阪神の1200メートル戦セントウルSは、G1馬ファインニードルが力の差を見せつけたレースだった。

 ただ1頭58キロを背負っており、馬場状態を考えれば苦しくなってもおかしくはなかったはず。軽ハンデのラブカンプーがハイペースで逃げ、結果としてスタミナが問われるレースになったのも良かったのかもしれない。6番手で先行して、直線は計ったように差し切る横綱相撲を見せつけられては、他の馬たちはお手上げ。出番はなかった。

 この勝利でファインニードルは今年、国内戦は3戦3勝。すべて90以上のスピード指数で勝っている。本来、ここはスプリンターズSに向けての調整段階のレースだったはずで、秋本番に向け、更に調子を上げてくるだろう。

 52キロの軽ハンデを生かして逃げたラブカンプーが2着に残り、後方から最速の上りの脚を使ったグレイトチャーターが3着に好走した。

 秋華賞トライアルレースの紫苑Sは2番人気のノームコアが直線、鮮やかに抜け出して快勝した。桜花賞、オークスと、春のクラシック戦線には出走がならなかったが、その雪辱を晴らすレースになった。スピード指数も春のクラシック戦線上位馬たちとそん色なく、秋本番に向けて、十分に戦える力があるだろう。

 1番人気のオークス5着馬マウレアは2着には上がってきたが、差し脚にノームコアほど鋭さが見えず、いささか期待外れのレースだった。3着には、逃げ粘った7番人気のランドネが入った。

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2018年9月 4日 (火)

第1418回 世代トップに

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 夏競馬も終わった。
 この夏は、猛暑に集中豪雨に台風。次々と襲いかかる自然の猛威になすすべもなく、じっとやり過ごすことしかない日々も多かった。今週は強力な台風が襲ってくるようだが、ここはただ被害がないことを祈るのみ。

 新潟記念は、3歳馬ブラストワンピースが大外一気に追い込んで完勝した。3歳馬が新潟記念を勝ったのは、実に35年ぶりのこととか。

 ブラストワンピースは毎日杯までデビューから3連勝。無敗で臨んだダービーでは2番人気に支持された。しかし、直線で前が詰まる不利もあり、残念ながら5着に終わったが、勝ったワグネリアンとも大きな差はなかった。

 当然、ブラストワンピースは実績、実力とも現3歳世代を代表する1頭だ。新潟記念は54キロのハンデにも恵まれ、1番人気に推されたが、まさにその期待に応える完勝劇だった。

 新潟記念でのブラストワンピースのスピード指数は、現3歳世代のトップを更新する高レベルで、次走の菊花賞に向けても期待の膨らむレースになったのではないか。

 2着は6番人気の5歳馬メートルダール。3着には13番人気の7歳馬ショウナンバッハが追い込んで、3連単は5万7170円の好配当だった。

 小倉2歳Sは、好スタートから馬なりで3番手につけ、直線半ば、楽々と先頭に立って押し切ったファンタジストが勝利をつかんだ。

 ファンタジストは3番人気だったが、2着のアズマヘリテージは13番人気で、3着のミヤジシルフイードは9番人気。ともに人気薄の1戦1勝馬が好走して、3連単は62万円超の高配当だった。

 2戦2勝で1番人気に推されたシングルアップは、スタートで出負けして、前走のように逃げる形に持ち込めず中団から。直線での差し脚の鋭さはなく、中団のまま6着に負けた。

 札幌2歳Sは、中団後方からまくり気味に上がっていった4番人気の公営馬ナイママが4コーナー手前で早くも先頭。6番人気のニシノデイジーもつれて上がっていく。直線では2頭の直線の叩きあいになり、最後はニシノデイジーがクビ差で制した。1番人気のクラージュゲリエも大外から追いこんできたが、前の2頭の叩きあいには加われないまま3着だった。

 今秋から秋競馬。入れ込まないように、少しだけ、頑張ろう。

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2018年8月28日 (火)

第1416回 モレイラ騎手の好騎乗

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 キーンランドCはモレイラ騎手騎乗の5歳牝馬ナックビーナスが、堂々の逃げ切り勝ちを収めた。1000メートル通過が57秒3。札幌の日曜日の馬場状態(稍重)を合わせて考えれば、結構厳しい流れだったはず。そのペースをものともせず、ゴールまでしっかりとした脚を使って、2馬身半の差で完勝。自己ベストの好指数だった。

 レース後、モレイラ騎手は「道中も折り合いがつき、馬なりのまま直線を迎えることができた」とコメントしていた。5歳牝馬ナックビーナスの成長を引き出したモレイラ騎手の好騎乗だろう。ナックビーナスは、ハナを奪って逃げた芝戦は(3110)と、好成績をあげており、この戦い方のほうが合うのかもしれない。

 厳しいペースの割には前が残る展開になり、2、3着は先行したダノンスマッシュ、ペイシャフェリシタが粘り切った。中団から差し脚を使ったキャンベルジュニア、中団後方から伸びてきたスターオブペルシャは、最後まで差を詰められず、4、5着に終わった。直線の短い札幌で、馬場状態が稍重とはいえ、緩い馬場状態で、追い込みに懸ける馬たちにとっては苦しい戦いだったようだ。

 新潟2歳Sは、想定通りのスローペース。直線、馬場の大外から33秒1の上りタイムでケイデンスコールが差し切り勝ちを決めた。2着は上がり33秒2のアンブロークン。3着は上がり33秒3のスティルネス。

 スローペースのため指数は低調ながら、上位の3頭は上がり指数で高レベルの数値を示しており、今後の活躍に期待がかかる。

 札幌で行われた「ワールド オールスター ジョッキーズ」は、世界の名ジョッキーがそろう豪華版。今年は、武豊、ルメール、モレイラなど、日本で乗りなれている騎手たちが勝ったが、今後も札幌のイベントとして、世界から日本を目指す騎手たちが増えることを期待したい。

 日本に活躍の場を移したいモレイラ騎手は、先週の札幌の土日2日間で9勝。ルメール騎手も4勝をあげて、相変わらずの外国人騎手たちの活躍ぶり。来年、モレイラ騎手がJRA所属になったら、勝ちまくること間違いはないだろう。

 日本人騎手に頑張ってもらいたいと思いつつも、日本人騎手たちが急にうまくなることもないわけで、今週もモレイラ騎手、ルメール騎手、デムーロ騎手たちの勝ち鞍に乗るしかないのだろう。

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2018年8月21日 (火)

第1414回 秋の主役を目指して

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 日曜日、札幌は午前中の雨のため、馬場が悪化。札幌記念は稍重になった。
 その力のいる馬場を逃げたのはマルターズアポジー。1000メートル通過が59秒1というハイペース気味の流れで、先行馬たちは直線で脚が止まった。

 後方2番手から直線、大外一気に脚を伸ばした1番人気のマカヒキが、いったんは先頭に立って、そのまま押し切るように思えた。しかし勝ったのは、ごちゃつく内を突いた2番人気サングレーザーだった。

 サングレーザーは直線、前が大きな壁になって、外にもスペースがなく、勝負どころでも追い出せないまま、万事休すの状態。そこから、わずかに空いたスペースをこじ開けるように、持ち味の鋭い差し脚を繰り出して、ゴールでクビの上げ下げにまで持ち込んだ。結果はわずかにハナ差でサングレーザーの勝利だった。3着は最後方にいた4番人気のモズカッチャン。

 サングレーザーは、これまでマイルまでの距離で実績を積んできたが、2000メートルに勝ち星がなく、距離の不安を指摘されていた。ハナ差とはいえ、マカヒキを抑え込んでの勝利は、距離不安を一掃するに十分だっただろう。サングレーザーの成長と底力を見せたレースだった。

 マカヒキもダービー馬としての真価を発揮できた。秋に向けて期待の広がるきっかけになったのではないか。

 北九州記念はトップハンデの不利をはねのけた6番人気アレスバローズが完勝した。
 アレスバローズは中段の最内から。直線は内にスペースを見つけ、鋭い差し脚で抜け出してきた。2着は中段から大外に回した4番人気のダイメイプリンセス。先行して早々と先頭に立った7番人気のラブカンプーが粘って3着を確保した。

 アレスバローズはCBC賞に続いてスプリント重賞を連勝。一躍、G1スプリンターズSの主役に躍り出た。

 高校野球は大阪桐蔭高校の優勝で、今日、幕を閉じた。札幌、新潟、小倉競馬もあと2週を残すだけになった。夏の熱気も静かに冷めていく。

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2018年8月14日 (火)

第1412回 夏は牝馬とアイスクリーム

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 新潟の関屋記念は、ディープインパクト産駒の牝馬たちが大活躍。
 勝ったのは3歳牝馬プリモシーン、2着は5歳牝馬ワントゥワン、3着も5歳牝馬エイシンティンクル。「夏は牝馬」とはいうものの、関屋記念での牝馬の勝利は2012年のドナウブルー以来で、牝馬のワン、ツー、スリーは1991年以来。さらに3歳牝馬がこのレースを勝つのは実に31年ぶりだとか。

 レースはエイシンティンクルが逃げて、2、3番手にウインガニオン、スターオブペルシャが続く。1番人気に推されたプリモシーンは中団から。ペースは少し厳しかったようで、先行馬たちの脚が止まるところ、直線、長くいい脚を使って、馬場の真ん中から伸びてきたのがプリモシーンたった。内ラチ沿いに逃げ粘るエイシンティンクルをクビ差とらえての快勝劇だった。3歳牝馬の負担重量が51キロだったこともよかったのだろう。

 2着はプリモシーンを追って後方から伸びてきたワントゥワン。3着は逃げ粘ったエイシンティンクル。1番人気、5番人気、3番人気の決着で、3連単は2万2570円だった。

 上位5、6着までの馬たちの指数は上々のレベルで、今後の巻き返しにも注目したい。

 ダートの重賞、札幌のエルムSは、2、3番手で先行したハイランドピークが、逃げるドリームキラリとの叩き合いを制して、1馬身4分の1の差で、初の重賞勝ちを収めた。騎乗していた横山和生騎手もデビュー8年目で重賞初制覇となった。

 もともとハイランドピークは、横山和生騎手とは(2401)の好相性。人馬とも、重賞勝ちには少し時間がかかったが、これをきっかけに大きく飛躍できるといいね。

 2着はドリームキラリ、3着には最後方から一気の脚を使ったミツバが突っ込んできたが、すでに決着がついた後のことで、直線の短いコースでは、持ち味を生かし切れなかったようだ。

 暑い暑いといいながら、毎日のように、アイスクリームを食べてしのいでいるが、いつの間にか8月も折り返し点。夏も盛りを過ぎていく。

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2018年8月 7日 (火)

第1410回 小倉の賑わい

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 小倉記念はトップハンデの1番人気トリオンフが勝った。小倉記念で1番人気馬が勝ったのは、2005年のメイショウカイドウ以来13年ぶり。トップハンデ馬が勝ったのも2008年のドリームジャーニー以来で、10年ぶりのことだ。

 トリオンフに騎乗していた武豊騎手は、小倉記念で人気馬が負け続けていたことについて「ファンの方が苦手にしているレース」と表現していたが、確かにそういう見方もあるのだと、新鮮な言葉遣いに感心させられた。

 レースはマウントゴールドが逃げ、トリオンフは控えて2番手。4コーナー手前、馬なりでマウントゴールドを交わすと、あとは10秒9、11秒5の高速ラップで後続を置き去りにして、コースレコードで勝った。ペースは落ち着き、先行馬向きの流れになったのもよかったのだろう。

 トリオンフの上りは33秒5。早め先頭にたった馬にその上りを使われては後続は苦しい。2着は4番手で機をうかがっていたサトノクロニクル。3着は最後までよく粘っていたマウントゴールド。

 新潟のレパードSはグリムが逃げ切り勝ちを収め、ユニコーンS9着からの巻き返しを果たした。2着は先行したヒラボクラターシュ。3着も先行したビッグスモーキー。5、10、9番人気の決着で、3連単は67万円越えの高配当だった。

 人気になったグレートタイムは最後方から。直線、大外から勢いよく上がってきたが、直線半ばで脚が止まってしまい、勝ち馬とは1秒差の6着だった。「疲れが残っていたのでは」というのがルメール騎手のコメント。確かにそうなのだろう。

 小倉の日曜日は、入場者が前年の2倍以上の4万人越え。小倉の入場者レコードを記録した。なんで?と思ったが、人気俳優の竹内涼真さんのトークショウ目当ての女性ファンが、どっと詰めかけたためだとか。

 その人気のすごさには驚いたが、馬券の売り上げは前年比98パーセントどまりで、こちらは期待通りにはいかなかった。それでも、小倉競馬場に競馬ファンではない多くの人が集まったのは、イベントとしては大成功だろう。

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2018年7月31日 (火)

第1408回 マジックマン参戦

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 今週から短期免許でモレイラ騎手が参戦している。早速、札幌で土日17レースに乗っていきなり7勝をあげ、連対率も52パーセント。さすが名手、マジックマンだ。札幌にはリーディングのトップをいくルメール騎手が騎乗しており、ルメール騎手も土日で17レースに騎乗、モレイラ騎手と同じ7勝をあげた。結局ふたりで、なんと14勝。

 馬券を買う側も、モレイラ騎手の天才的騎乗は先刻承知のこと。土日17鞍のうち6頭が1番人気に支持され、ルメール騎手も5頭が1番人気におされた。モレイラ、ルメール、デムーロなど、外国人騎手が人気を集めるのは、彼らが着実に勝ってくれるからに他ならない。まさに信頼の人気だろう。ただ、馬券は面白くない。

 モレイラ騎手はJRA移籍をめざして、今年の9月に予定されているJRA騎手免許試験を受けるようで、その試験に合格して、翌年の2次試験も突破すれば、M・デムーロ騎手、ルメール騎手に続いて、通年免許が交付され、晴れてJRAの騎手として日本での騎乗が可能になる。

 そうなれば、来期はモレイラ、ルメール、デムーロの3人がリーディングを激しく争うことになるのは容易に想像がつく。ますます日本人騎手は苦境に立たされることになるが、それも優勝劣敗の世界では仕方ないこと。

 我も我もと、世界中の名手たちが日本競馬を目指すことも悪くはない。そのほうが競馬がより面白くなる気がする。

 新潟のアイビスサマーダッシュは、秋山騎手騎乗の1番人気ダイメイプリンセスがゴール前、鮮やかに抜け出して快勝した。2着に2番人気デムーロ騎手のラブカンプー、3着は戸崎騎手の8番人気ナインテイルズ。勝ったダイメイプリンセスは直線1000メートル戦で3戦3勝。

 札幌のクイーンSは、1番人気ルメール騎手のディアドラが勝った。秋華賞馬ディアドラは後方2番手から。直線、大外に回して一気の差し切りだった。2着のフロンテアクイーンとは3馬身差の圧勝劇で、まさに力は一枚上を感じさせた。オークス馬ソウルスターリングは先行して3着に粘ったが、まだ完全復調とはならなかった。

 ディアドラのクイーンSのスピード指数は,アエロリットに並ぶ牝馬の最高指数で、大きな成長を示すレースになった。

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2018年7月24日 (火)

第1406回 好素質の2歳馬

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 集中豪雨の被災地の方々には申し訳ないが、あまりの暑さに、最近はどこにも出かけず部屋でじっとしている。ワールドカップ、ウインブルドン、全英オープンと、深夜のスポーツ中継が面白くて、中日ドラゴンズの低調ぶりも余り気にならないで済むのは、ありがたいというべきか--。

 この暑さでは、競走馬も大変に違いないだろう。
 中京記念は、マイネルアウラート、ウインガニオン、アメリカズカップの3頭が後続を大きく離して逃げた。前半のペースが速かったせいか、直線は一杯一杯で、早々と脚が止まった。

 すかさず中団後方から大外一気に脚を伸ばした1番人気のグレーターロンドンが、絵にかいたような差し切り勝ちを収めた。先行勢でただ1頭粘った5番人気ロジクライが2着、後方から、直線、グレーターロンドンを追うように上がってきた4番人気のリライアブルエースが3着だった。

 中京競馬場が新しくなった2012年以降、1番人気馬がこのレースを勝ったのは初めてだ。

 2歳重賞の第一弾、函館2歳Sは、2番人気のアスターペガサスが2歳重賞勝ちの初名乗りをあげた。アスターペガサスはスタートで遅れて、後方2番手から。3コーナーから仕掛けていくものの、直線では左右から挟まれて、窮屈になる場面もあった。しかし、そこからの差し脚の鋭さは断然。あっという間に、前を行くラブミーファイン、カルリーノをとらえて勝利をつかんだ。着差はハナ差だったが、指数上もまずまずのレベルで、道中の不利などを考えれば、素質は高いだろう。

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2018年7月17日 (火)

第1404回 今年も荒れた函館記念

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 函館記念は今年も荒れた。
 2010年以降、3連単の配当が10万円を超す高配当になったのは、9年間で7回にのぼる。この間、1番人気馬は2着が1度あるだけで、1番人気馬の不振が波乱の主要因になっている。

 加えて10番人気以下の人気薄馬も5頭が2着に食い込んでおり、函館記念をより難解なハンデ戦に仕立てている。

 今年の函館記念を勝ったのは5番人気のエアアンセム、2着は7番人気のサクラアンプルール、3着に13番人気のエテルナミノルが残って、3連単は57万円を超す高配当になった。

 ハナを主張して、果敢に逃げたのはカレンラストショー。1000メートルの通過タイム1分00秒3は、当日の馬場状態を考えれば、平均より少しゆっくりめだろう。

 勝ったエアアンセムは藤岡佑介騎手を背に好スタートを決め、4番手で機をうかがう。直線、先行2番手から先に抜け出したエテルナミノルに馬体を合わせて、これを退け、さらに、中団から鋭い差し脚を伸ばしてきたサクラアンプルールの追撃をも抑え込んでの勝利だった。7歳馬にして実に27戦目での初の重賞制覇になった。

 1番人気に推されたトリコロールブルーは中団後方から。4コーナー手前、各馬が仕掛けて動くところ、前が開かず、流れに乗り遅れて後方まで下げざるを得なかった。先行馬に楽なペースのうえ、直線の短い函館だけに、その位置からの挽回はむつかしかった。ただ、結果は6着だったが、直線での鋭い差し脚には見どころもあり、次走での巻き返しに注目したい。

 函館の次週は函館2歳Sがメイン。以前は函館の開催は8週間あったが、今は6週間の開催で、あっという間。早くも残り1週で今年の開催が終わる。

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