2019年3月21日 (木)

第1472回 勝ち馬は指数上位

 いよいよ春のG1が始まる。その第1弾は中京競馬場の高松宮記念。
 2012年のコース改造後、1番人気は2勝、3着3回で、連対率は少し物足りない。ただ1番人気が勝てない年も5番人気までの馬たちが勝っており、ここまでの7年間では3連単の配当も大荒れはない。

 全体として指数上位馬が強いという傾向が続いており、外国馬を除けば、勝ち馬は全て指数上のランク馬たちで、とりわけ前走指数の上位馬が中心といえそう。

(高松宮記念)1着    2着    3着
09年    AYd   DXa   D
10年    CZb    Y    D d
11年(阪神)CYc   B a   -
----------------------
12年    A c    Xc   B
13年    BXc   BZa   -
14年    A     -     B
15年    -(外)   Z    A
16年     Xa   AZb   -
17年    C      X    BX
18年    AYc   -     -

 今年の指数の上位馬は、モズスーパーフレア、ナックビーナス、ダノンスマッシュ、デアレガーロ、ロジクライ、セイウンコウセイ、ダイメイプリンセス、ダイメイフジなどで、指数上、勝ち馬の条件を備えている最有力馬たちだ。
 とりわけ前哨戦を高指数で勝っているモズスーパーフレア、ダノンスマッシュが中心になるのではないか。

 4歳牝馬モズスーパーフレアの1200メートルは(6112)と距離適性が高い。スタートがうまくスピードもあるので、無理なく先頭に立てる。これまで6勝のうち5勝を逃げ切って勝っているが、逃げ馬にありがちな、直線で脚が上がることもなく、余力を残して直線に持ち込めるのが何よりも強みだ。

 前走は、90を超す高指数で初の重賞タイトルを手にした。ここはG1戦で、これまでと比べると相手も強くなっており、直線、持ちこたえられるかどうか、あらためて真価が問われるところだ。また、中京の馬場改造後、高松宮記念では逃げ馬の勝利がないのは気になるところ。それでも、あえてモズスーパーフレアの逃げ切に懸けてみたいと思っている。

 4歳牡馬ダノンスマッシュも1200メートル戦は(3100)と距離適性が高く、ここまでパーフェクト連対中。近走、1200メートルの京阪杯、シルクロードSを連勝しており、今まさに充実期にある4歳馬だ。先行して差し脚を使えるので、展開に左右されにくく、それが安定した成績につながるのだろう。常識的にはダノンスマッシュから入るのがいいのかもしれない。

 他では1200メートル(5635)のナックビーナス、1200メートルは初挑戦ながら瞬発力のあるロジクライなどが逆転候補だ。

 日経賞も指数上位馬が中心のレースだ。
 今年は、エタリオウ、ルックトゥワイス、クリンチャー、メイショウテッコン、チェスナットコート、サクラアンプルール、ハッピーグリンなどが指数の上位馬たち。

 過去の勝ち馬は近走、2400メートル以上の距離で好指数と好成績を残している馬が多い。2400メートル以上の距離で結果を残しているのは、ルックトゥワイス(2301)、チェスナットコート(2105)、エタリオウ(0501)など。

 成績からは6歳馬ルックトゥワイスに期待が集まる。前走は2400メートルの日経新春杯を、大外後方から最速の上りタイムで追って、惜しい2着にまで脚を伸ばした。重賞勝ちはまだないものの、(5713)の全成績が示す通り、堅実な走りが特徴。戸崎騎手とも相性が良く(2510)とすべて3着以内に好走している。ここは連軸向きと、中心に推したい。

 単勝候補は4歳馬のエタリオウ。3歳重賞戦線ではダービー4着、神戸新聞杯2着、菊花賞2着と、素質の高さは明らか。差し脚の鋭さが特徴で、後方一気の瞬発力に注目だ。

(日経賞)  1着    2着    3着
09年     Yc   D     -
10年    DYc   AXa   B d
11年(阪神)D      X    A a
12年    -      X    C b
13年     Xa   -     C c
14年    AZc   -     B d
15年    B      Y     Y
16年      a   CZc   D
17年    C d   B     CYc
18年    BZc   -     CYb

 マーチSはダートのハンデ戦。
 ハンデ戦でも指数上位馬がよく頑張っており、特に過去10年すべての年で連対している平均指数上位馬の活躍が目立つ。1番人気は1勝、2着1回、3着1回と低調。

 今年の指数上位馬は、サトノティターン、エイシンセラード、ロードゴラッソ、ジョーダンキング、リーゼントロック、グレンツェント、アスカノロマン、テーオーエナジー、ハイランドピークなど。該当馬が多くなったが、それだけ混戦ということだろう。
 トップハンデはセンチュリオン、ロンドンタウンの57.5キロ。

 ダートの中距離戦だけに、平均ペースを先行して、押し切るスタミナが求められる。先行力とスタミナなら、テーオーエナジー、グレンツェント、アスカノロマン、サトノティターンなどがピックアップされる。

 ここは積極的に先行するレース運びで、公営戦も含めて、ダートは(5123)の成績が光る4歳馬テーオーエナジーに注目したい。中央ダートの成績に限っても(4112)と安定している。3歳時の昨年、師走Sを勝った時の指数は、ゆうに重賞を勝ち負けできる高レベルだった。前走、佐賀記念は3着だったが、今回は2戦2勝と、得意な中山で巻き返しに期待したい。

(マーチS) 1着    2着    3着
09年    AXa   C     -
10年     Yb   -       d
11年(阪神) Xa   -      Z
12年    B b   -      Yb
13年     Ya    Xb   C
14年      d   B     B
15年    B       c    Zb
16年    -     C a    Zb
17年    D c   A     D
18年    B b   C     -

 3歳馬の毎日杯は前走指数上位馬が中心。
 今年は、ルモンド、オールイズウェル、キングオブコージ、マイネルフラップ、ランスオブプラーナ、ヴァンドギャルドなどが指数の上位馬だ。
 阪神外回りの1800メートル戦で、スローペース必至。長くいい脚を使える馬たちに向く展開だろう。差し脚上位はセントウル、ケイデンスコール、アントリューズ、マイネルフラップ、ヴァンドギャルド、ランスオブプラーナなど。

 ここは安定した差し脚のあるヴァンドギャルドの巻き返しに期待したい。2走前のホープフルSは直線で前が詰まる致命的な不利、前走のきさらぎ賞は1番人気に支持されたものの、雨で渋った馬場が合わずに4着と、苦しいレースが続くが、敗因ははっきりとしている。

(毎日杯)  1着    2着    3着
09年    A c   -     -
10年    BX    DYa   -
11年    B     -     -
12年    B     -      Y
13年    A     -     BYa
14年    -     -     -
15年    BXa   -     A
16年    D a   AYb   AX
17年     Y    A a   B c
08年    D     D     -
(スローペース調整-15/-5)

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2019年3月14日 (木)

第1470回 距離適性を重視

 阪神大賞典が今週の注目レース。
 過去10年、1番人気は5勝、2着2回、3着2回と安定しており、勝ち馬もすべて5番人気までの馬たちだ。比較的堅いレースだろう。
 指数上は、過去10年のうち9年で連対している過去の指数が高いXYZ馬や、平均指数上位馬たちが中心。ランク外で勝利した馬は2頭いるが、いずれも明け4歳馬だった。5歳馬以上なら指数上位が勝ち馬の条件になるだろう。

(阪神大賞典)
       1着    2着    3着
09年    BYc   D     D
10年    CZc   -     A d
11年    A     D      Yd
12年    -     CXa   A
13年    AXa   D     C d
14年    BXa   -     DXc
15年     Ya     d    Yb
16年    -      Z    A
17年    BXa   A b   -
18年    C b    Y    C c
(海外レースは減戦して集計)

 今年は、リッジマン、ケントオー、コルコバード、シャケトラ、カフジプリンス、ロードヴァンドール、ソールインパクト、アドマイヤエイカンなどが指数の上位馬たちだ。

 過去のデータからは、3000メートル以上の距離で差し脚を発揮してきた馬たちが多く連対している。今年のメンバーの中では、シャケトラ、リッジマン、ソールインパクト、アドマイヤエイカンなどが連軸候補にあがってくる。

 重賞の実績では、G1戦線で戦って、宝塚記念4着、有馬記念6着などの好走があるシャケトラが最上位だろう。1年1ヵ月以上の休み明けだった前走AJCCでは、直線、4番手から早々と先頭に立ち、後続馬たちの追撃をわずかにしのいで勝利をつかんだ。スローペースで指数は高くないが、底力を見せたレースだっだろう。ただ、良績は2400メートル前後に集中しており、3000メートルがベストとは思えない。

 長距離適性でいえば、2600メートル以上で(4301)、3000メートル以上なら(1200)の成績を残すリッジマンの方が適性が高い。2走前、ゆったりと流れる3600メートルのステイヤーズSを勝って、前走は初G1有馬記念に臨んだが、逃げたキセキのペースについていけず12着に大敗。もともと先行して押し切る脚質で、鋭い差し脚には欠ける馬だけに、後方からではレースにならなかったようだ。ここはペースが厳しくなることもないはずで、先行して流れに乗れれば、持ち前のスタミナが生きるのではないか。蛯名騎手とも(3203)と相性が良い。

 スプリングSは上位3頭に皐月賞の優先出走権が与えられる。
 過去10年、1番人気は(4321)と安定している。
 今年の指数上位馬は、ユニコーンライオン、クリノガウディー、ロジャーバローズ、ファンタジスト、エメラルファイト、シークレットラン、ディキシーナイトなど。

 スローペース気味の流れで、先行馬に向く展開になるだろう。先行して差し脚を使えるのはシークレットラン、ディキシーナイト、クリノガウディー、ゲバラ、タガノディアマンテなどだ。

 ここはシークレットランに注目。2走前の葉牡丹賞を高指数で差し切りを決め、続く京成杯で1番人気に支持された。5番手で先行したものの直線、じりじりとしか伸びず4着まで。1、2着馬は2、3番手で先行していた馬たちで、前残りのレースだった。ただ、シークレットランの上がり指数は勝ち馬と同じ水準で、ペースと展開が向かなかったのだろう。

 他に、朝日杯で2着に好走したクリノガウディー、前走余力を残しで2勝目をあげたロジャーバローズ、きさらぎ賞2着のタガノディアマンテも有力馬の一角を占める。
 ペースがさらに遅くなるようなら、スローペースで良い差し脚を見せているゲバラ、唯一の3勝馬ファンタジストなどにもチャンスはあるだろう。

(スプリングS)
       1着    2着    3着
09年    C     -      Z
10年    -     -     AZa
11年(阪神)CZ     Xa   -
12年    CYd   -      Yc
13年    A c    Yb    Zd
14年    -     A d    Xa
15年    D     A     BXa
16年    A a   BYb    X
17年    AX    B     CZa
18年    AX    C d   -
(スローペース調整-15/-5)

 3歳牝馬のフラワーCは、スローペース必至で、指数が低い馬にも要注意のレース。
 1番人気馬は過去10年で3勝、2着3回、3着1回と、堅実。

 今年の指数上位は、コントラチェック、ランブリングアレー、エールヴォア、ルタンブル、シャドウディーヴァ、ジョディー、ミモザイエローなど。

 牝馬の中距離戦でスローペースは必至だ。先行できて、スローペースでの差し脚が鋭いのはコントラチェック、エールヴォア、ルタンブルの3頭だろう。

 前走、好指数で逃げ切り勝ちのコントラチェックが有力だと思うが、それほど断然とは思えない。これまで1800、2000メートル戦で好指数を上げているエールヴォア、ルタンブルの逆転もあるのではないか。

(フラワーC)1着    2着    3着
09年    -      Yb   -
10年    BXa   C c   -
11年(阪神)-     B c   -
12年     Xa   -      Xc
13年    -     C     -
14年    A     BXa   -(2着同着)
15年    B b   -     -
16年    -     D     -
17年    -      Xc   -
18年     Xa   B     -
(スローペース調整-20/-10)

 中京競馬場のメインは3歳重賞のファルコンS。
 今年は、ヴァッシュモン、ハッピーアワー、イッツクール、シングルアップ、ドゴール、ダノンジャスティス、ブリングイットオンなどが指数の上位馬たちだ。

 前走指数はヴァッシュモンが最上位。前走、平均ペースのマイル戦を11秒台のラップを刻んでゴールを駆け抜け、底力を感じさせるレース振りだった。ここはスローペースの差し脚比べになりそうだが、2走前には1400メートル戦で鋭い瞬発力を使って快勝しており、距離やペースに不安はないはず。

 スローペースで長く良い脚を使ってきたハッピーアワー、ローゼンクリーガーなどが逆転候補だ。

 (ファルコンS)
       1着    2着    3着
12年      d    Xa   D
13年    -       b    Xb
14年    BXa   C a    Z
15年    -       d   -
16年    AXa   -      Yb
17年    -      Zb   A
18年    -     -       b
(スローペース調整-20/-10)

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2019年3月 7日 (木)

第1468回 先行力に注目

 フィリーズレビューは桜花賞のトライアル戦。3着馬までに桜花賞の優先出走権が与えられる。
 過去10年、1番人馬は(2305)と、3歳の重賞戦としてはやや物足りない勝率と連対率だ。指数上も、3歳の重賞なら前走指数の上位馬が中心になるはずだが、前走指数上位馬は2勝どまりで、精彩を欠く。代わって浮上するのが、過去の指数の高いXYZ馬や平均指数上位馬たちで、ともに5勝、7連対とまずまずの成績を上げている。ただ、ランク外の馬の活躍も目立ち、スローペースで差し脚上位の馬には注意がいる。いずれも安定感を欠く牝馬ならではだろう。

(フィリーズレビュー)
      1着    2着    3着
09年     X    -      Z
10年    -     DZb   AXc
11年    -     B a   -
12年    AZb   DXa   -
13年     Ya    Zc   -
14年     Z    -     -
15年    -     -     AXc
16年     Yd   A a   B b
17年    C c   AXa   B d
18年      c   -     -
(スローペース調整は-20/-10)

 今年は、イベリス、エイティーンガール、プールヴィル、メイショウケイメイ、ラブミーファイン、キュールエサクラ、ウィンターリリー、ジュランビルなどが指数の上位馬たちだ。

 阪神の内回りコースの芝1400メートルなら、外回りコースと比べて極端なスローペースはないだろう。1400メートルの距離をこなすパワーがあり、先行して差し脚を使える馬たちに流れが向くのではないか。

 混戦模様のメンバー構成になったが、注目はジュランビル。ファンタジーS3着の後、今回と同距離の阪神芝1400戦を2番手で追走。直線、早めに先頭に立って、後続馬の追撃を抑え込んで2勝目をあげた。

 2走前のファンタジーSは、阪神JF、チューリップ賞を勝って最優秀2歳牝馬に選出されたダノンファンタジーから2馬身ほど離されたが、しぶとい先行力を発揮して3着に好走している。素軽い上りの脚には欠けるところがあるものの、阪神の内回りの芝1400メートルなら、もちまえの先行力でカバーできるのではないか。

 他ではファンタジーS4着のラブミーファイン、素軽い差し脚で上位のアウィルアウェイにもチャンスがありそうだ。

 中山牝馬Sはハンデ戦。
 今年の指数上位馬は、ミッキーチャーム、デンコウアンジュ、フロンテアクイーン、フローレスマジック、ランドネ、ノームコア、アドマイヤリードなど。

 中心には4歳馬ミッキーチャームを推したい。春のクラシック戦線には間に合わなかったが、7月の未勝利勝ちから3連勝でG1秋華賞に出走。迷いなく逃げて堂々2着に粘った。秋華賞を勝ったのは3冠を達成したアーモンドアイで、同馬の大外一気の差し脚に1馬身半の差をつけられたが、3着の重賞2勝馬カンタービレには1馬身の差をつけた。

 秋華賞の後、ジャパンカップも制して、年度代表馬に選出されたアーモンドアイは別格として、ミッキーチャームも牝馬のトップレベルにあることは間違いないだろう。1800メートルの距離も3勝しており、秋華賞の2000メートルよりは合うだろう。

 また、中山は初参戦になるが、3勝のすべては札幌、函館コースであげており、力のいる洋芝の適性があり、雨で渋ったオーバージードの中山の芝コースも苦にしないだろう。

 他では先行力のあるカワキタエンカ、クロコスミア、フロンテアクイーン、アドマイヤリード、ランドネなどに注目したい。

(中山牝馬S)
       1着    2着    3着
09年     Xc   -     -
10年     Yb   -     -
11年(阪神)  b   -     -
12年    -     -     B
13年     Z     Y    c
14年    A b     d   -(2着同着)
15年     Z    A a   B
16年    D b   -     -
17年    B     AZc   D
18年     Y    -     BZ

 一昨年から春の開催になったG2金鯱賞は、G1大阪杯を目指す馬たちが集結。今年は5頭のG1馬がそろった。
 今年の指数の上位馬は、ギベオン、モズカッチャン、エアウィンザー、ムイトオブリガード、スズカデヴィアス、ペルシアンナイト、アルアイン、メートルダール、ショウナンバッハなど。

 エリザベス女王杯を勝って、前走、香港ヴァーズ2着のリスグラシューが人気になりそうたが、指数上はランク外。また、一昨年の最優秀2歳牡馬のダノンプレミアムはダービー6着以来の復帰戦。ここでも人気を集めるはずだが、ダノンプレミアムもまた指数上はランク外になってしまった。

 指数上位馬から中心馬を取るなら4歳馬ギベオンに期待したいと思っている。前走の中日新聞杯は、直線半ば、中団外目から鋭い差し脚で先頭に立ったものの、追ってきたショウナンバッハに一旦は交わされたが、最後はしぶとく差し返して初重賞勝ちを収めた。前走は今回と同距離、同コースだけに、高指数も信頼できるのではないか。

(金鯱賞)  1着    2着    3着
17年    A     -     -
18年     Yc   D     AXa

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2019年2月28日 (木)

第1466回 クラシックを目指して

 弥生賞は、皐月賞の優先出走権をかけた戦い。クラシックを目指す戦いもいよいよ本格化する。過去10年、弥生賞の連対馬は、過去の指数が高いXYZ馬や、前走指数の高いABCD馬などが中心になっている。ただし、スローペースで指数が低いものの、鋭い差し脚を使って勝ってきた馬も健闘しており、差し脚上位馬には要注意だ。

(弥生賞)  1着    2着    3着    
09年    AXa   -      Z
10年    B     AXb   C a
11年    CZb   CXc   A d
12年    -     DXd   A a
13年     Zc    Y    AXb
14年    C      Z    A a
15年    -     -       c
16年    -     A     CY
17年    -      Z    B c
18年    AXb   CZc   DYd
(スローペース調整は-20/-10)

 今年は、ヴァンケドミンゴ、ラストドラフト、ニシノデイジー、ブレイキングドーン、カントル、サトノラディウス、ナイママなどが指数の上位馬たちだ。

 スローペースが基本で、長く使える差し脚は必須条件になるだろう。差し脚上位はラストドラフト、カントル、ヴァンケドミンゴなどだが、とりわけ長く使える差し脚ではラストドラフト最上位だ。ここまでルメール騎手を背に、新馬戦、京成杯を連勝、負けなしの2戦2勝馬だ。

 前走の京成杯は好スタートを切ったが控えて2番手から。直線に向くと楽に抜け出し、そのまま押し切る王道のレースぶりで完勝した。スピード指数のレベルも上々で、京成杯と同コース、同距離の弥生賞だけに、その経験も大きいだろう。加えて朝日杯FS、ホープフルSの勝ち馬も不在で、他の重賞勝ち馬はニシノデイジーだけだ。手薄なメンバー構成だけに、皐月賞本番へ3連勝で臨みたい。

 逆転候補は、スローペースの差し脚に見どころがあるカントル。重賞2勝のニシノデイジーなど。

 チューリップ賞は桜花賞のトライアル戦。1番人気は(5212)と信頼性が高い。指数上は前走指数や過去の指数で上位の馬たちが活躍している。
 今年は、ダノンファンタジー、ブランノワール、シェーングランツ、ノーブルスコア、シゲルピンクダイヤ、アフランシールなどが指数の上位馬だ。

 チューリップ賞は2歳G1阪神JFと同コース、同距離のレースで、阪神JFの上位馬たちが活躍する傾向が強い。
 今年は阪神JFを勝ったダノンファンタジーが中心になりそうだ。新馬戦こそ2着だったが、その後は3戦3勝。ファンタジーS、阪神JFを連勝して、最優秀2歳牝馬にも選出された。持ち味は後方からの鋭い差し脚で、前走の阪神JFも直線大外一気に駆け上がり、並びかけようとする2着馬を振り切って完勝している。ここは前走指数も最上位にあり、不動の中心馬といえるだろう。

(チューリップ賞)
       1着    2着    3着
09年    AZa   -     -
10年    -     B     -
11年     Xa    Zd   C
12年    -     CXc   A
13年    B     -      Yd
14年    BX    -     D
15年    DYc   A a   AYd
16年    B     D c   -
17年    A a   -     BXc
18年    AY    CXa   B
(スローペース調整は-20/-10)

 芝1200のオーシャンSは、前走指数上位馬が連軸の中心になっている。
 今年は、ナックビーナス、モズスーパーフレア、ダイメイプリンセス、エスティタート、エントリーチケット、スノードラゴン、ペイシャフェリシタ、ダイメイフジ、カイザーメランジェなどが指数の上位馬たちだ。

 前走、カーバンクルSの1、2着馬、モズスーパーフレア、ナックビーナスの指数が少し高く、ともに連軸候補になりそう。

 前走のカーバンクルSはモズスーパーフレアが逃げ、ナックビーナスは3番手から。直線、逃げ粘るモズスーパーフレアをナックビーナスが追ったが、1馬身と4分の1の差が詰め切れなかった。ただ、4歳牝馬のモズスーパーフレアは53キロ、6歳牝馬ナックビーナスは58キロを背負っており、ナックビーナスにとって5キロの負担重量差は相当厳しかっただろう。今回、両馬の負担重量は54キロと差はないだけに、ナックビーナスの逆転に注目したい。ナックビーナスは昨年の2着馬で、中山の芝1200メートル戦は(2501)。連対できなかったのはG1スプリンターズSだけという中山巧者だ。

(オーシャンS)
       1着    2着    3着   
09年    A b   -     -
10年    BZc   -      Y 
11年    -     CXb   AYa
12年    C     -     -
13年    AYb   BXa   -
14年    D     -      Z
15年    A      Y      a
16年    -      X    AZa
17年    C     -      Y
18年     Yb   B     -

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2019年2月21日 (木)

第1464回 差し脚鋭いティアドラ

 今週から中山、阪神の開催が始まる。
 中山のメインは芝1800メートルの中山記念。過去10年で9回連対している平均指数の上位馬が中心。全体としても、指数上位馬の活躍が目立つ。1番人気は過去10年で3勝。2番人気、3番人気もそれぞれ3勝をあげて、上位人気馬が合わせて9勝している。勝ち馬は人気上位馬から、というのがセオリーだろう。

(中山記念) 1着    2着    3着
09年     Xc    Xd   A b
10年      d   -     -
11年      b   BY    CYd
12年    -      Y     Y
13年    B     C d    Xd
14年    A a   -      X
15年    DYb    Xa   -
16年    AXa   B     C
17年    A d     b   DXa
18年      c   -      Zd

 今年の指数上位は、スワーヴリチャード、ディアドラ、ハッピーグリン、ラッキーライラック、ウインブライトなど。
 スローペース気味の流れになりそうで、鋭い差し脚が問われるレースだろう。

 差し脚の鋭さでは5歳牝馬ティアドラが最上位だ。昨年春以降、ドバイターフ3着のあと、クインC、府中牝馬Sを連勝。続く香港Cも2着に好走した。いずれもルメール騎手の手綱で、鋭い差し脚を発揮してのものだ。

 前走、牡馬相手の香港Cでは1番人気に推されたものの、スローで逃げた馬をとらえられずに2着だったが、直線の差し脚の鋭さは1頭だけ際立っていた。これまで勝ち星は1800から2000メートルに集中しており、あわせて(6110)と、距離の適性も高い。

 相手の筆頭はG1大阪杯を勝っているスワーヴリチャード。前走、ハイペースのジャパンCを4、5番手で先行、高指数で3着に好走した。安定して高いスピード指数が、同馬の底力の高さを示している。ただ、スローペースの差し脚比べになると、58キロを背負うのは少し負担になるかもしれない。

 他に、前走マイルCSを勝った4歳馬ステルヴィオも連軸候補の1頭だろう。

 阪急杯は阪神内回りの1400メートル戦。
 今年は、ダイアナヘイロー、ロジクライ、ロードクエスト、ヤングマンパワー、リライアブルエース、タイムトリップ、ラインスピリットなどが指数の上位馬たちだ。

 このメンバーなら逃げるのはダイアナヘイローだろう。ならばスローペースはないはずで、4勝をあげている得意な阪神コースで逃げ切りもありそうだ。

 ペースが上がるならスタミナのある先行馬に向く流れになりそうで、注目はロジクライだ。前走、マイルの東京新聞杯を2番手で先行し、直線、一旦は先頭に立つ場面もあったが、ハイペースがたたったのか、直線半ばで脚が止まり、結果は9着だった。

 これまでマイル戦を中心に使われて、重賞も2勝しており、実績も十分。今回は初の1400メートル戦になるが、先行押し切りの脚質だけに、直線の短い阪神内周りで平均ペースの1400メートルは最も合うのではないか。

 平均ペースやハイペースの差し脚で上位のタイムトリップ、ロードクエスト、スターオブペルシャなどが逆転候補に浮上しそうだ。

(阪急杯)  1着    2着    3着
09年    CYa    Yc   A
10年    AY    -       b
11年    B d   DYb   B
12年    -     -     AYa
13年    AYb   C     -
14年    -     -     D
15年    BY    -     -
16年    CXa   -     A
17年     Yb   B     -
18年    -     A b    Xa

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2019年2月14日 (木)

第1462回 6連勝中のインティから

 2019年、最初のG1フェブラリーSが今週のメイン。
 過去10年、前走指数や平均指数の上位馬の活躍が多い。指数ランク外の馬で連対した4頭はすべて4歳馬で、4歳以外では指数上のランク馬でなければ勝利の条件にないし、連対も難しい。
 1番人気馬は(3232)と、連対率は50パーセント。微妙な数値だろう。勝ち馬は4、5、6歳で占められており、7歳以上の勝利はない。

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
09年    -       a   AYa
10年    AXb   -      Xb
11年    DYc     b   -
12年    C     C       c
13年    DZ    CXa   A c
14年    -     DZd   B
15年    AYd     c     d
16年    B     D c   -
17年    -     B a   CYd
18年    A c   CX    D
(公営競馬や海外の成績を減戦処理して集計)

 今年は、インティ、コパノキッキング、サクセスエナジー、ユラノト、ノンコノユメ、ゴールドドリーム、モーニン、サンライズノヴァなどが指数の上位馬たちだ。

 注目は前走指数最上位のインティ。前走の東海Sを高レベルの指数で完勝して、6連勝でG1フェブラリーSに臨む。これまでの6連勝は7、4、4、10、5、2馬身差で、いずれも圧勝。前走、初の重賞挑戦だった東海Sでは2馬身差だったが、3着馬には7馬身の差をつけ、前走指数は過去1年間の中央競馬での最高指数だった。

 先行力があるだけでなく、上りもシッカリとしているのが特徴で、前走でも果敢に逃げて、上りは2番目の好タイム35秒9でまとめた。直線でも余力十分に後続馬との差を更に広げられるスタミナが何よりも魅力的だ。ここも楽に先行できるメンバーで、逃げ、先行で流れに乗る策に障害はない。1600メートルは初距離になるが、難なくこなせるだろう。

 相手の中心にはゴールドドリームをとりたい。一昨年の勝ち馬で、昨年も2着に好走している。その後も公営のダートG1戦で1、1、2、2着と安定した成績が光る。ダートの実績では最上位で、指数上も100を超すレベルにある。

 他に、サンライズソア、コパノキッキング、ノンコノユメなども有力馬の一角を占めるだろう。

 ダイヤモンドSは芝3400メートル、長距離のハンデ戦。
 過去の指数の上位馬や、平均指数の上位馬などが好走している。
 今年は、ルミナスウォリアー、ブライトバローズ、ソールインパクト、ララエクラテール、シホウ、ユーキャンスマイルなど。

 長距離が合うのは菊花賞3着、続く万葉Sも2着に好走した4歳馬ユーキャンスマイルだろう。前走は楽に逃げた勝ち馬をハナ差とらえきれなかったが、道中の位置取りが後ろすぎただけで、長距離の適性を示したレースだった。他に順調に使われて、長距離の適性が高い馬も見当たらず、ユーキャンスマイルにとってはチャンスだ。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
09年    -     -     C
10年    AZc   -     -
11年    -      Y    A a
12年    -     -     BYc
13年    C c    Xa   A
14年    CXa    Yb   -
15年     Xa     d   C
16年     -     BXa   -
17年    BXa   -     A c
08年    BXa   DZc   -
(海外の成績を減戦処理して集計)

 小倉大賞典もハンデ戦。過去10年、トップハンデ馬は2勝、2着2回。1番人気馬は2勝、2着1回、3着2回とやや不振の傾向にある。
 今年の指数上位は、スティッフェリオ、サイモンラムセス、アメリカズカップ、ケイティクレバー、エアアンセム、マイスタイル、マルターズアポジー、マウントゴールドなどだ。

 ペースは先行馬がそろって平均の流れになりそうで、先行して差し脚を使える馬たちに向く展開だ。その点から浮上しそうなのは、マイスタイル、ケイティクレバー、スティッフェリオ、エアアンセムなどだろう。

 ここは、前走、スローペースのマイル戦で2着のマイスタイルに注目したい。前走は3番手で先行、直線半ばで先頭に立ち、勝ったと思ったところ、外から勝ち馬に差し切られた惜しいレースだった。ハイペースにも対応でき、1800メートル戦も1戦1勝と距離適性もある。

 前走、準オープンを勝ったばかりで人気薄だが、4歳馬ケイティクレバーも力をつけてきており、連軸の中心にとる手もあるだろう。

(小倉大賞典)1着    2着    3着
09年     Yd   B a   A
10年(中京)-     D     -
11年     Xc    Za    Yd
12年     Z    A d    X
13年    AYc   A     -
14年     Xa   AZb   B d
15年    B     -      Z
16年    -       a   -
17年    -     -       d
18年    A a   -     B

 京都牝馬Sは過去10年で8勝をあげている4歳馬が強い。5歳馬は1勝、6歳馬が1勝。指数上ランク外で勝った馬はすべて4歳馬だった。1番人気は(5311)と、信頼は高い。
 今年の指数上位は、ミスパンテール、エイシンティンクル、リバティハイツ、ディメンシオン、ワントゥワン、デアレガーロ、カイザーバル、カラクレナイなど。

 昨年の勝ち馬ミスパンテールの前走指数が高く、ここでも連軸の中心になりそうだ。近走は1800、2200の長めの距離を使って9、12着に敗退していたが、前走はマイルに戻して高指数で快勝した。これまで勝ち星の6勝はすべて、マイルまでの距離でのもので、多少距離が長すぎたのが敗因だろう。

 4歳馬アルーシャは目下3連勝中。勢いがあり要注意だ。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
09年    -     BZ     Ya
10年    -     -     DYb
11年    -     BYc   C
12年    -     BYb   C
13年    C d   -     -
14年      d   C c   -
15年    DZ    C     -
16年     Xb   C     B d
17年    AX    -       a
18年    -     A      Za

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2019年2月 7日 (木)

第1460回 底力が問われる

 東京は、共同通信杯、牝馬のクイーンCが今週のメインレース。春のクラシックを目指す3歳馬たちの前哨戦だ。

 共同通信杯は3歳重賞らしく、前走指数の上位馬が勝ち馬の中心になっている。2、3着馬もほぼ指数のランク馬が占めており、指数上位馬たちが断然に強い傾向にある。3歳戦にありがちなスローペースの差し脚より、底力が試されるレースだ。
 1番人気は(2224)で、連対率は40パーセント。3歳戦としてはややもの足りない。

(共同通信杯)1着    2着    3着
09年      d   AXb   C
10年    AZc   A     -
11年    AYa   C      X
12年    BX    D     A
13年    B     A a    Xa
14年    C a   A a    Xc
15年    -     AZa   -
16年    DY    BX    A
17年    C      Zd   C
18年    -     -     DZc
(スローペース調整値-20/-10)

 今年の指数上位馬は、ダノンキングリー、アドマイヤマーズ、ナイママ、マードレヴォイス、クラージュゲリエなど。

 実績上位は4戦4勝のアドマイヤマーズだ。前走のG1朝日杯FSでは、3番手から直線なかばで抜け出し、後続馬の追撃を抑え込んで好指数で完勝した。新春には最優秀2歳牡馬にも選出された。ただ、成績は世代ナンバーワンだが、これまでの4戦4勝はすべて1600メートル戦でのこと。過去8年、前走がマイル戦だった馬は一度も勝っておらず、距離の経験が勝敗を分けるポイントだとすると、アドマイヤマーズにとってもクリアすべき課題といえそうだ。

 指数上位馬で距離の経験値が高いのはクラージュゲリエだ。ここまで1800、1800、2000メートルを使って、3戦2勝、3着1回。前走は昨年11月下旬の京都2歳S。中団後方から、直線、2着馬との激しい叩き合いを制して、差し切り勝ちを収めている。スローペースでも、長くいい脚を使えるから、連軸に取るならクラージュゲリエのほうが良いのかもしれない。

 3歳牝馬のクイーンカップも、前走指数上位馬たちが連軸の中心。
 今年は、ビーチサンバ、クロノジェネシス、マドラスチェック、マジックリアリズムなどが指数の上位馬たち。
 公営から参戦のアークヴィグラスの(6002)を除いて、中央所属馬で2勝しているのはクロノジェネシス、ジョディーだけで、他はすべて1勝馬。

 中心は、新馬、オープンを連勝して、前走、G1阪神JFで2番人気に推されたクロノジェネシス。阪神JFは出遅れて後方からになったが、直線に向くと大外から勝ち馬(ダノンファンタジー)と馬体を合わせて駆け上がってきた。ゴールでは半馬身遅れて2着だったが、上りは勝ち馬を上回り、33秒9の最速タイムだった。ここは手薄なメンバー構成で、当然中心になるべき馬だろう。

 他に気になる注目馬は、東京のマイルが合うマジックリアリズム。前走、未勝利戦を勝っただけの1勝馬だが、3戦とも上りタイムは最速で、切れのある差し脚が魅力だ。

(クイーンC)1着    2着    3着
09年    CYb   B b   -
10年    B a   A a   DXa
11年    -      Z    -
12年      d   AX    -
13年    B b   D     B(-3着同着)
14年    AXa   BZb     d
15年    A a   -     -
16年    AXa   D d   -
17年    -     BYc   -
18年     Xa   -       c
(スローペース調整-20/-10)

 京都記念は、平均指数の上位馬が10年連続で連対中。
 今年の平均指数上位馬は、ダンビュライト、マカヒキ、ブラックバゴ、パフォーマプロミスなど。他に、ノーブルマーズ、ケントオー、タイムフライヤーなどが前走指数の上位馬たち。
  差し脚上位は、タイムフライヤー、マカヒキ、ブラックバゴ、ダンビュライトなど。

 期待は2016年のダービー馬マカヒキの復活。ダービー勝利の後、渡仏してニエル賞を勝ったが、凱旋門賞は14着に大敗した。帰国してからは、調子が戻らないのか、2年8か月も勝てないままだ。ただ、ここにきて調教に復調の気配が感じられるようで、陣営のコメントを信じて、復活に懸けたいと思うのだが--。力のいる馬場の札幌記念で2着しているように、今の力のいる京都の芝コースは合うはず。

 強い4歳世代のタイムフライヤー、前走指数上位のノーブルマーズからの手もあるだろう。

(京都記念) 1着    2着    3着
09年     Za   BYa   -
10年    A       c   AXa
11年    -       d   A
12年    C     AXa    Xb
13年    B      Yc   A a
14年    A     BYb    Yd
15年    AXc   -     CYa
16年     Y    D b     d
17年     Yb   -     CXa
18年      d    Ya   AZb
(海外、公営の成績は減戦して集計)

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2019年1月31日 (木)

第1458回 差し脚上位は

 京都のきさらぎ賞は、春のクラシックを目指す3歳有力馬たちの戦い。
 過去10年で1番人気馬は4勝、2着3回と、連対率は70パーセント。安定した成績を残している。3歳の重賞だけに、指数上は、前走指数上位馬が中心になるが、この時期はスローペースが多く、指数は低くても、長くいい脚を使える馬たちに要注意だ。

(きさらぎ賞)1着    2着    3着
09年    AXa   -      Y
10年    -     A a   -
11年    B b   -     A a
12年    -     -     -
13年    A a   DZc   C c
14年    -     -     -
15年    A     CY    CZb
16年    C      Z    B
17年    B b   -     CY
18年    -     -     AXb
(スローペース調整-20/-10)

 今年の指数上位は、ランスオブプラーナ、メイショウテンゲン、アガラス、タガノディアマンテ、ヴァンドギャルド、ダノンチェイサーなど。

 このメンバーならスローペースは必至だ。スローペースで上りの脚に見どころがあるのはダノンチェイサーとアガラスだ。

 ダノンチェイサーはレコードタイム決着になった福島のきんもくせいSをアタマ差2着の後、前走、スローペースの500万条件戦を、中団から鋭い差し脚を使って2勝目をあげた。ペースの対応力も高く、先行できるのも強みだろう。

 アガラスは新馬勝ちの後、2戦連続で2着。前走はスタートで出脚がつかず、後方からになった。直線では前が壁になって追うに追えず、それでも、前があくと一気に差し脚を伸ばし、勝ち馬と差のない2着にまで駆け上がった。直線、不利がなかったら勝てていたレースで、指数も伸ばしていただろう。

 他に、ヴァンドギャルド、タガノディアマンテ、エングレーバーなども、鋭い上りの脚があり、有力馬の一角を占める。

 東京新聞杯は東京のマイル戦。過去10年、1番人気は2着1回、3着2回のみ。信頼は薄い。

 今年の指数上位馬は、レッドオルガ、ショウナンアンセム、ストーミーシー、レイエンダ、ロジクライ、サトノアレス、ヤングマンパワー、ロードクエスト、リライアブルエースなど。

 スローペースはないメンバー構成で、先行できて、直線でも差し脚を使えるスタミナのある馬たちに流れが向くのではないか。

 ここは先行力のあるロジクライに注目。東京のマイル戦は2戦2勝と適性が高い。2走前の富士Sは2番手から押し切って圧勝。続く京都のG1マイルCSも2番手につけ、直線でも粘りを見せていたが、外から押し寄せる差し馬たちに交わされて14着に大敗した。

 陣営は「無理に抑えて、いや気がさした」と敗因を語っているが、指数も低調で、少し疲れもあったのかもしれない。今回は2か月半ぶりのレースで、フレッシュさも戻っているようで、改めて巻き返しに期待したい。

 昨年の2着馬サトノアレスも侮れない。前走の阪神カップは後方のまま15着に大敗したが、ここは休み明けの2戦目。戦う態勢が整えば、勝つ力は備えている。

 他では4歳馬インディチャンプ、タワーオブロンドン、牝馬のレッドオルガ、差し脚のあるショウナンアンセムなどにもチャンスがあるだろう。

(東京新聞杯)1着    2着    3着
09年    -     -     -
10年    AYa   D b   A
11年    BYa   D     CXb
12年    -     A     -
13年    C     -     -
14年    -     B d   D
15年    -      Z      d
16年    C      Z    BYb
17年    C     D     BZb
18年    -     A     C c

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2019年1月24日 (木)

第1456回 人気薄の差し馬

 G1フェブラリーSを目指す馬たちの前哨戦、根岸Sが今週のメイン。
 ダートの短距離戦だけに、指数の上位馬の活躍が目立つ。なかでも過去10年のうち9年で連対している平均指数の上位馬が連軸の中心になりそう。
 1番人気は過去10年で3勝、2着3回、連対率60%と、まずまずの成績だ。

(根岸S)  1着    2着    3着
09年    BYa   A b   D
10年    -     AYa   -
11年    BXa   -     -
12年      a   -     -
13年      d   -     -
14年    C     -     -
15年    A a   BXb   -
16年    C     BZd   CYb
17年    A b    Za   D
18年    CYa   -     AXc
(地方競馬の成績は減戦して集計)

 今年の指数上位馬はクインズサターン、マテラスカイ、ワンダーリーデル、ユラノト、サンライズノヴァ、モーニン、メイショウウタゲなど。

 ダート1400メートルの短距離戦だけに、比較的ペースが速くなりがち。後方一気の鋭い差し脚がある馬たちや、前々でレースができて、粘るスタミナのある馬たちに流れが向くレースだろう。

 後方一気の差し脚なら、コパノキッキング、サンライズノヴァ、ワンダーリーデルなどが鋭い。先行力があり、スタミナで押し切るパワーがあるのはマテラスカイ、ユラノトなどだ。

 差し脚上位の4歳馬コパノキッキングは目下3連勝中。ただ、1000、1200メートル戦は合わせて6戦6勝を誇るが、1400では2戦して勝利がなく、(0101)の成績だ。距離を克服できるかが課題だろう。

 サンライズノヴァは昨年の2着馬。3連勝のあと、前走、ダートG1チャンピオンズCは追って届かずの6着に終わった。ダートの勝ち星は1400、1600に集中しており、合わせて(6302)だが、1800メートルは(1212)。距離が少し長かったのだろう。東京は(6302)。戸崎騎手とは(5404)と相性が良く、巻き返しを期待できるのではないか。

 ハイペースで逃げるのがマテラスカイだ。得意距離は(5204)のダート1200戦で、ダート1400は(1204)。ただ、昨夏にダート1400のプロキオンSを100を超す高指数で逃げ切り勝ちを収めており、距離適性に欠けるとは思えない。中央のダート戦を逃げたときには(4200)とパーフェクト連対を果たしており、ここでも楽にハナに立てるはず。

 先行馬のなかで注目はユラノト。ダート1700、1800戦(5111)で実績を積んできて、ダート1400は(1103)に過ぎないが、ハイペースもあるメンバー構成だけに、長目の距離でスタミナを鍛えてきたことが、生きてくるのではないか。ルメール騎手とは(5101)なのも心強い。人気は薄いと思うが、それだけにユラノトからの組み立てに妙味がありそうだ。

 京都のシルクロードSは、短距離のハンデ戦。過去10年、1番人気馬は2勝、2着1回とやや不振。とはいえ、2、3番人気馬が合わせて6勝しており、勝ち馬は上位人気馬から取るのがセオリーのようだ。トップハンデ馬は2勝、2着2回と4連対。成績はいまひとつだ。指数上は、ランク馬たちがよく健闘しており、前走指数の上位馬や、平均指数の上位馬が連軸向きだろう。

 今年は、ペイシャフェリシタ、ティーハーフ、キングハート、ナインテイルズ、アンヴァルなどが前走指数の上位馬。過去の指数や平均指数で、セイウンコウセイ、アレスバローズ、ラインスピリット、ダイメイプリンセス、リョーノテソーロ、ビップライブリーなどが上位だ。

 2年前の高松宮記念の勝ち馬セイウンコウセイが58キロのトップハンデを背負う。実績だけでなく指数上も最上位の馬だが、重ハンデは気になる。

 ペースは上がりそうで、差し脚のある馬たちに向く展開だろう。ハイペース気味のペースを追走して差し脚を使えるのはエスティタート、ティーハーフ、ペイシャフェリシタ、リョーノテソーロなどだ。

 注目は9歳馬ながら、前走、淀短距離Sを後方一気の差し脚で3着に上がってきたティーハーフ。休み明けで、おまけに59キロを背負ってのもので、直線、最後方から勝ち馬と差のないところまで詰めた。ペースや展開次第のところがある馬だが、京都の1200は(4115)と比較的安定しており、復活の兆しに注目したい。

 指数上はまだ物足りないが、ハンデ戦だけに恵ハンデの4歳馬リョーノテソーロにもチャンスがあるかもしれない。

 先行馬から軸馬を取るならダノンスマッシュだろう。札幌キーンランドC2着で見せたように、ハイペースに耐えるスタミナも豊富だ。前走の京阪杯も先行して差し切る横綱相撲で完勝。ここにきて、本格化を感じさせる4歳馬だ。常識的にはこの馬が中心になるのかもしれない。

 先行して粘る、ナインテイルズ、セイウンコウセイ、ペイシャフェリシタ、ラインスピリット、ラブカンプー、アレスバローズなどが連下候補。

(シルクロードS)
       1着    2着    3着
09年    -     -     A c
10年     Yd   DZb   A
11年    DXa   -     B
12年    -     AXc   -
13年    B a    Xb   D
14年    BYd   A c   -
15年    -     -     BZb
16年    AYd   -     -
17年      b   C      Zc
18年     X      d   -

 中京の愛知杯は2016年から1月の開催に変わった。牝馬限定のハンデ戦は、難解で波乱も多い。
 今年の指数上位馬は、レイズアベール、ティーエスクライ、レイホーロマンス、コルコバード、ウスベニノキミ、ランドネ、ノームコア、エテルナミノル、キンショーユキヒメなど。

 スローペース必至で、差し脚比べ。差し脚上位のレイズアベール、ノームコア、コルコバード、レッドジェノヴァ、レイホーロマンス、ウスベニノキミなどが連軸の有力馬に浮上してくる。

 指数上は4歳馬ランドネが最上位。ハンデも53キロに恵まれ、好スタートから、そのまま逃げ切りもありそう。

 差し馬なら、格上挑戦になるが、50キロの軽ハンデ馬レイズアベールに注目したい。2000メートルは(2110)と安定しており、軽ハンデを生かして中団からの差し脚が届くのではないか。

(愛知杯)  1着    2着    3着
16年     Za   -      Xa
17年     Yb    Y    -
18年     Yb   C     CYb

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2019年1月17日 (木)

第1454回 強さは断然

 もう、正月競馬も最終週。中山はアメリカJCCがメインレースだ。過去10年、全て指数ランク馬が勝っており、平均指数上位馬を中心に、全体としても指数上位馬が強い傾向にある。1番人気馬は2勝、2着2回。

(アメリカJCC)
       1着    2着    3着
09年    B d   BXa   -
10年     Yd   B     DYb
11年    BXa   -      Xb
12年     Yb   B     AZc
13年      d    Zd   -
14年    DY    -       b
15年      c   A     A
16年    AXa   C d   C
17年    AZa   -     B
18年     Yb   -     D

 今年の前走指数上位馬は、サクラアンプルール、ショウナンバッハ、メートルダール、シャケトラ、ダンビュライトなど。

 期待の4歳馬は、前走、菊花賞を勝ったフィエールマンだ。ここまで4戦3勝、2着1回。長くいい脚を使えるのが特長で、新馬戦以外の3戦すべてで、最速の上りタイムを示している。今回、指数上位のランクにはわずかに届かなかったが、G1勝ち馬は他馬より1キロ重い負担重量を課せられているためで、実質的に指数上位のレベルの馬だ。

 菊花賞では7番人気。ルメール騎手を背に、中団の前々でレースを進めた。直線、前が詰まって追い出しが遅れる場面もあったが、前が開くと一気に差し脚を繰り出し、先に先頭に立っていたエタリオウをきっちり交わして、ハナ差の勝利だった。 

 まだ4戦しかしていないが、その戦歴で菊花賞を勝ったのだから能力の高さは明らかだろう。菊花賞のスピード指数もとくにレベルが低いわけではないし、経験を積めばさらに成長を期待できる逸材ではないか。

 他では、有馬記念は7着に好走して、まだまだ元気なサクラアンプルール。差し脚上位のメートルダールなどが相手の中心。

 東海Sは、中京開催の過去6年間で、1番人気馬が4勝、3着2回。すべての年で3着内に好走しており、馬券は比較的固い決着が多い。
 今年の指数上位馬は、インティ、アンジュデジール、チュウワウィザード、アングライフェン、グレンツェント、アスカノロマン、コスモカナディアンなど。

 ここは重賞初挑戦ながら、目下5連勝中のインティが中心だ。
 インティはデビュー戦こそ9着だったが、続く未勝利戦から前走の1600万条件戦まで、7、4、4、10、5馬身の差をつけ、5戦とも圧倒的な能力の違いで快勝を続けてきた。先行力があり、逃げるか、2番手からのレースが多いが、直線はいずれも後続馬をぶっちぎる差し脚を使って差を広げてきた。スピード指数もこの2走は98、98と、初重賞戦とはいえ、すでに重賞クラスの指数を連発。重賞の壁があるとは思えない。

(東海S)  1着    2着    3着
13年    A     CYa    X c
14年     Xa   C c   B
15年     X    -     BYb
16年    D     -     A b
17年    -     -     -
18年    AXa    Y    D c
(公営競馬は減戦して集計)

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