2017年4月20日 (木)

第1277回ホウオウパフューム中心

 初夏の暑さが続くこの頃。競馬は今週から東京と京都に舞台が移って、クラシック戦線の本番に向かう。
 東京の開幕週はオークスの出走権を争うフローラSがメイン。3歳重賞戦だけに前走指数上位の馬が連軸の中心になるが、牝馬限定戦はスローペースが多く、指数が低くても上がりの脚がある馬たちには注意が必要だろう。

(フローラS)1着    2着    3着
07年    CY    -     AXa
08年    AY     Z    -
09年     Zc   D     -
10年    -     AYb   DYc
11年    -     -     CZc
12年    A b   -     -
13年    C     -     A a
14年    A      Zc    Yb
15年     Xa   A      Y
16年    -     -     -
(スローペース調整-20/-10)

 今年の指数上位馬は、フローレスマジック、アロンザモナ、ホウオウパフューム、レッドミラベル、ビルズトレジャー、ディーパワンサなど。

 3歳牝馬の2000メートル戦ならスローペースは必至で、直線の差し脚比べになるのだろう。スローペースで長く使える上がりの脚なら、フローレスマジック、ニシノアモーレ、ドリームマジック、ホウオウパフューム、タガノアスワド、モズカッチャンなどが上位だ。

 とりわけ、2000メートルの距離をこなすスタミナも豊富なホウオウパフュームが連軸の中心になりそう。ホウオウパフュームはここまで3戦2勝。2勝とも牡馬相手の2000メートル戦であげたものだ。前走の寒竹賞は、スローペースで先行馬に有利な流れをものともせず、4コーナー最後方から直線一気に差し切って勝ち、素質の高さは明らか。1月初旬以来のレースになるが、3カ月の時間があれば、さらに大きな成長も期待できるだろう。あえて桜花賞に向かわず、距離適性を重視して、フローラSからオークスに向かう路線を選んだ陣営の判断にも期待したい。

 京都の開幕週は読売マイラーズCがメイン。京都開催になった2012年以降、1番人気は2着1回、3着1回と、まだ勝利はない。
 今年の指数上位はプロディガルサン、フィエロ、クルーガー、イスラボニータ、ダッシングブレイズ、エアスピネル、ヤングマンパワーなどが指数の上位馬たちだ。

 休み明けのイスラボニータ、クルーガーの調整具合は気になるが、この冬を順調に使われてきた馬たちのなかでは、マイルの京都金杯、同じくマイルの東京新聞杯組が中心になりそう。

 京都金杯はエアスピネルが直線早め先頭に立ち、ブラックスピネルの追撃をきわどくかわして勝利をつかんだ。3着はフィエロ。
 続く東京新聞杯はブラックスピネルが超スローペースで逃げ切って勝ち、中団から追い上げたプロディガルサンとエアスピネルは2、3着だったが、超スローペースの流れでは精一杯。致し方ない結果だった。

 いずれにしても、マイルの両レースを好走したエアスピネル、ブラックスピネル、プロディガルサンの4歳馬たちが、勢いもあり中心になりそう。
 なかでもマイル戦は(3110)、京都のマイルは(2000)と、成績も安定しているエアスピネルが距離適性は最上位。ここは連軸に推したい。3歳クラシック戦線では皐月賞4着、ダービー4着、菊花賞3着と世代トップに並ぶ成績を収め、素質の高さを示しており、改めて得意なマイルで頂点を目指す走りを期待したい。

(マイラーズC)
       1着    2着    3着
12年    A     -     D d
13年    AXa   -      Za
14年     X    BYb   CZc
15年      d   D     A b
16年    -      Yc    Xb

 福島牝馬Sは前走指数や平均指数の上位馬が有力。ここ3年、3連単は20万越えの高配当が続く。
 今年は、トウカイシェーン、ロッカフラベイビー、ギモーヴ、クロコスミア、ウキヨノカゼ、ウインファビラス、エテルナミノル、ペイシャフェリスなどが指数の上位馬だ。

 牝馬限定戦だけに、スローペースで差し脚比べが基本。連軸になった馬たちの上がり指数は+15以上が標準で、その条件を満たすのはウキヨノカゼ、ロッカフラベイビー、フロンテアクイーン、ギモーヴ、クインズミラーグロ、デンコウアンジュなど。

 差し脚最上位はウキヨノカゼだが、牝馬の7歳は気にかかるところ。ここは若い4歳馬のギモーヴ、フロンテアクイーンに期待する手だろうか。

 小回りの福島だけに先行馬の前残りもありそうで、クロコスミア、トウカイシェーン、ブリガアルタからの組み立てもありそうだ。

(福島牝馬S)1着    2着    3着
07年    -     B     C d
08年    D     B     A
09年    -     D b   -
10年    A     C b   C
11年(新潟)-     D b   -
12年    B     AZ     Yb
13年    D b    X    BYc
14年      d   -     -
15年     Ya     c   -
16年    C     A     B

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2017年4月13日 (木)

第1275回混戦模様の皐月賞

 今週は牡馬クラシックの第1弾、皐月賞がメイン。
 過去10年、前走指数の上位馬や、過去に高指数がある馬などが連軸の中心になっている。勝ち馬に限ると、前走で勝っている馬が10年のうち8年で皐月賞馬の栄冠を手にしており、前走、負けていながらも皐月賞を勝った2頭は、過去に高い指数があったランク馬だった。2着馬もランク馬が多い。3着馬は、スローペースで指数を下げている上がりの脚がある馬たちに要注意だ。

(皐月賞)  1着    2着    3着
07年    -      Z    -
08年     Za    Zd   -
09年     Z    A     -
10年     Z    A     -
11年(東京)C b   -     -
12年    -      Y    B
13年    AYa     c   BY
14年    -     D      X
15年    CXb    Y    -
16年    D b   A     D b
(スローペース調整-15/-5)

 今年の指数上位馬はペルシアンナイト、レイデオロ、ウインブライト、クリンチャー、アダムバローズ、コマノインパルス、アウトライアーズ、アメリカズカップなど。ただ、前走指数最上位のペルシアンナイトの指数と比べても、ランク馬同士では2、3程度の指数差しかなく、ランク外になった他の馬と比べても、5以上の差は見られない。指数上は大混戦の皐月賞に見える。

 3戦3勝、無敗で皐月賞に臨むのはレイデオロと、牝馬のファンディーナ。

 レイデオロは昨年12月のホープフルS以来のレースになるが、そのホープフルSで示したスピード指数は当時の世代ナンバー1のレベルだった。その指数の高さは現在でも3歳牡馬ナンバー3のレベルにあり、その後の成長を想像すれば、実質的に指数の最上位馬と考えてもいいのではないか。これまで3戦とも2000メートルを使っており、距離の不安もないし、力のいる中山の芝ももこなすスタミナも十分だ。年明け初戦で皐月賞を勝った馬はいないようだが、素質の高さからは克服も可能のはずで、中心に推したい馬だ。

 同じく3戦3勝。桜花賞ではなく、あえて皐月賞を選んだ牝馬のファンディーナにも注目が集まる。3戦とも好スタートから先行して、直線一気に突き放す強い勝ち方で他馬を圧倒してきた。指数上は少し物足りないものの、スローペースの差し脚は最上位だけに、無視はできないだろう。

 ペースは落ち着くメンバー構成で、2000メートルの距離適性より、鋭い瞬発力がものをいうレースになるのかもしれない。その点からはアルアイン、スワーヴリチャードなどの切れのある差し脚が有利に働くこともありそう。

 アルアインは4戦3勝。唯一負けたのが2走前のシンザン記念の6着だが、直線の勝負所でブレーキをかける大きな不利があってのこと。前走の毎日杯では2番手から、直線、素早く抜け出して快勝。ランク外とはいえ、指数も差のないレベルにあり、勝てる条件を備えている1頭だ。

 重賞を連勝中のカデナも指数は高くないが、スローペースの差し脚ではファンディーナに次いで上位にあり、差し脚比べになったら一気の浮上もありそうで、大いに気になるところだ。

 他では、力のいる中山の馬場が合いそうな先行馬、アダムバローズ、クリンチャー、ペルシアンナイトなどにもチャンスはあるのではないか。

 2012年から阪神開催に替わったダート重賞のアンタレスSは、前走指数上位のAB馬のどちらかが毎年連対しているレースだ。
 今年は、モンドクラッセ、ミツバ、アスカノロマン、ロンドンタウン、ロワジャルダンなどが指数の上位馬たち。

 逃げたいのはモンドクラッセだけで、同馬の逃げならペースは平均よりは少し速くなりそう。そのペースで行ってもモンドクラッセなら持ちこたえられるはずで、粘り込みに期待したいところ。先行馬の中から抜け出すとしたらアスカノロマン、ロンドンタウン、リーゼントロック、メイショウスミトモなどだろう。

 また、ハイペースで前が止まるようなら、後方一気の鋭い差し脚があるミツバが浮上しそう。前走、G1川崎記念は先行して4着だったが、差し脚を生かすのなら中団より後ろに待機して、直線に懸ける方が持ち味が生きるのではないか。連軸としての信頼はモンドクラッセより高いだろう。

 前走、強いメンバー相手に東海Sを快勝、連勝中の4歳馬クレンツェントは更に上積みも考えられるが、唯1頭58キロを背負うのはどうか。

(アンタレスS)
       1着    2着    3着
12年    AX    -     CYa
13年     Xc   AYa   -
14年    A b   B d   DXa
15年    AZc   C      Y
16年    -     B     -
(地方競馬のレースは減戦して集計)

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2017年4月 6日 (木)

第1273回ソウルスターリング中心

 各地で桜が満開とのこと。まさに桜花賞の名にふさわしい季節だ。
 桜花賞は3歳G1戦だけに、前走指数の上位馬や、過去の指数の上位馬が連軸の中心になっている。特に前走指数上位馬は過去10年で7勝をあげて、勝利に最も近い馬たちだろう。1番人気は3勝、2着2回。2番人気は2勝、2着3回。

(桜花賞)  1着    2着    3着
07年    A b   AXa   -
08年    -     -     B b
09年     Xa   -     -
10年    B       a   B
11年    B b   -       c
12年    DXa   -     BZ
13年    -      Yb   -
14年    A     B     C b
15年    DY    -     -
16年    B d   BZa   -
(スローペース調整-20/-10)

 今年は、アドマイヤミヤビ、アエロリット、ソウルスターリング、ミスパンテール、レーヌミノル、リスグラシュー、アロンザモナなどが、指数の上位馬たちだ。

 勝ち馬の前走を見てみると、過去10年でチューリップ賞組が8勝をあげ、他路線組を圧倒している。チューリップ賞は桜花賞と同じ、阪神のマイル戦だけに、その経験が生きるのだろうか。今年の指数上位馬でチューリップ賞を使っていたのは、ソウルスターリング、ミスパンテール、リスグラシュー、アロンザモナなど。

 とりわけ、注目は4戦4勝、無敗のソウルスターリングだろう。新馬、オープンを勝って、3戦目に阪神JFを勝利、最優秀2歳牝馬に選出された。前走、3か月の休み明けだったチューリップ賞も2馬身差の完勝。いずれも好スタートから、難なく好位置を取り、直線も余力十分に抜け出して勝ってきた。

 1800メートル戦でも2勝をあげているようにスタミナがあり、長くいい脚を使えるのは勿論、前走、チューリップ賞の上がりタイムは33秒8を示し、差し脚の鋭さも兼ね備えている。完成度も高く、いまのところ欠点が見えない。ここは相手探しに徹した方がいいだろう。

 相手の筆頭はアドマイヤミヤビだ。新馬戦2着の後、堂々の3連勝。前走はクイーンCを好指数で勝った。前走指数の高さは最上位にあり、しかも3戦連続33秒台の上がりを示し、鋭い差し脚が魅力だ。ソウルスターリングとは初対戦だが、前走指数だけでなく、瞬発力でも最上位にあり、マイナス点はチューリップ賞組ではないことぐらい。逆転をも期待できる1頭だろう。

 他では2戦目にしてチューリップ賞2着のミスパンテール、クイーンC2着のアエロリットをはじめ、レーヌミノル、リスグラシュー、ヴィゼットジョリー、ミスエルテなどが連下候補だろう。

 ニュージーランドTはNHKマイルCのトライアルレース。3着までに優先出走権が与えられる。3歳重賞だけに、前走指数上位馬たちが連軸の中心。ただ、中距離の能力上位馬たちは、次週の皐月賞からダービーへと歩を進めていく。それだけに、短距離、マイル路線は手薄なメンバー構成になりがちで、確たる中心馬が見えず、波乱か、堅いか、両極端な結果が目につく。

 今年の前走指数の上位はボンセルヴィーソ、メイソンジュニア、ダイイチターミナル、ジョーストリクトリ、タイムトリップ、ナイトバナレット、タイセイスターリー、スズカゼなどだ。

 先行力があり、力のいる中山の芝に適性が高そうなのはボンセルヴィーソだ。朝日杯は果敢に逃げて3着に好走。3か月の休み明けになったファルコンSは3番手で先行して、直線、早め先頭に立ち押し切りをはかったが、ゴール直前で交わされ惜しい2着。それでも十分に成長を感じさせる指数の高さを示した。朝日杯3着が示す通り、マイルの距離適性も高く、連軸向きだろう。

(ニュージーランドT)
       1着    2着    3着
07年    -     -     C b
08年    -       c   DXb
09年     Xb     c   B c
10年    CX    -      X
11年(阪神)-     -     BX
12年    -     AZ    BZb
13年    CY    -     -
14年    AZc     c   A
15年    C a   B b    X
16年    CZ    -      Z
(スローペース調整-15/-5)

 阪神牝馬Sは昨年から、内回り1400メートルから、外回りの1600メートルに距離とコースが変更された。内外のコースの変更は大きいと思うが、一応過去10年の連対馬のデータをあげておいた。
 今年の指数上位はミッキークイーン、タッチングスピーチ、クイーンズリング、アドマイヤリード、デニムアンドルビー、アットザシーサイド、クロコスミアなどだ。

 牝馬限定戦で、外回りコースのマイル戦だけに、スローペースは必至。近走、スローペースで長くいい脚を使ってきたデニムアンドルビー、ジュールポレール、アドマイヤリード、クイーンズリング、ミッキークイーンなどに展開が向くだろう。

 重賞実績ではエリザベス女王杯を勝っているクイーンズリングと、秋華賞の勝ち馬ミッキークイーンが上位だが、ともにここが年明け初戦。休み明けだけに、多少の割引が必要かもしれない。

 順調に使われている馬たちのなかでは、前走1600万条件を勝ち上がってきたばかりだが、マイルで長く良い差し脚を使って3連勝中のジュールポレールと、同じく前走1600万条件を勝ったアドマイヤリードの2頭の4歳馬が気にかかる存在だ。

(阪神牝馬S)1着    2着    3着
07年    DZb   C     AXa
08年    -      Xa    Yb
09年    DXb     a   D c
10年    C      Z     Xb
11年    BZb    Z    A a
12年    -     DYb   AZ
13年    A     D b   -
14年    A d   D     -
15年    -     -     D d
16年    -     CYa   A d

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2017年3月30日 (木)

第1271回指数上位の人気馬から

 大阪杯は、今年からG1に格上げされた。それまでも天皇賞春につながるレースとしてG1馬たちがこぞって出走、メンバーのレベルはG1並みに高いレースだったから、G2時代のデータもそのまま生きてくるのではないか。指数上は、過去10年の内9年で連対している前走指数の上位馬が中心になっている。1番人気馬も(4321)と圧倒的に強く、指数上位の人気馬が連軸の中心だ。過去10年、ランク外で連対した3頭は、いずれも4歳馬か牝馬で、5歳馬以上の牡馬の場合、指数上、ランク馬であることが連対の条件だろう。

(大阪杯)  1着    2着    3着
07年    -     DY      c
08年    A     BYb   -
09年     Yb     a   C
10年    A     B      Xa
11年    D     -     -
12年      c   A      Xa
13年    DXa    Zd   BYa
14年    D       b   AYa
15年    -     A d    Yc
16年    A       d   CY

 今年は、キタサンブラック、サトノクラウン、マカヒキ、マルターズアポジー、モンドインテロ、ヤマカツエース、ミッキーロケット、ステファノスなどが指数の上位馬で、このなかにG1大阪杯初代チャンピオンもいるはずだ。

 近走、2000メートル以上の距離の指数では、キタサンブラック、サトノクラウンが並んで最上位。差がなくマカヒキ、ヤマカツエースと続く。おそらくこの4頭が指数上位の人気馬といえそうで、勝利に最も近い馬たちだろう。

 阪神の内回り2000メートル戦は、スローペースになりやすい外回りのレースと違って、ペースが極端に緩むことはない。レベルの高い馬がそろった大阪杯だけに、厳しいペースを先行して、直線でも差し脚を使えるスタミナがなければ、勝利はないだろう。その点からも、先に名前を上げたキタサンブラック、サトノクラウン、マカヒキ、ヤマカツエースの4頭はともに条件をクリアする有力馬だといえる。

 なかでも、スタミナ豊富な先行力と差し脚が光るキタサンブラックを中心に取りたいと思っている。前走の有馬記念は2番手待機から、直線を向くと早々に先頭に立ったが、ゴール直前でサトノダイヤモンドに交わされて惜しい2着だった。しかし、勝ち馬とは2キロの斤量差があったことを勘案すれば、実質的には最強の内容だったはず。昨年の年度代表馬にも選出されて、名実ともに最強馬といえる存在だ。

 相手の筆頭にはサトノクラウンを推したい。近走、香港ヴァーズ(G1)、京都記念(G2)を連勝して、本格化を感じさせる勢いも出てきた。前走の京都記念は直線マカヒキに並ばれながら、叩き合いを制して勝利をつかんだが、自力強化は明らかだ。キタサンブラックを相手に逆転勝利があるかもしれない。

 ダービー卿CTはハンデ戦。過去10年、1番人気馬は(2107)と3連対のみ。人気薄馬の台頭もあり、波乱続きのレースだ。
 今年の指数上位は、キャンベルジュニア、グランシルク、ショウナンバッハ、クラレント、クラリティシチー、マイネルアウラート、コスモソーンパーク、ガリバルディなど。

 過去10年で1勝、2着1回と、苦戦続きのトップハンデ馬は57.5キロのクラレント。次いで57キロのガリバルディ、マイネルアウラートと続く。

 恵ハンデ馬で好調をうかがわせるのはキャンベルジュニアだ。昨年もこのレースに出走したが逃げて8着に失速。それから1年の間に、準オープンクラスで実績を積んで(1110)と好成績を残してきた。近走は指数上も高レベルで安定しており、55キロのハンデなら恵まれたといえるだろう。

(ダービー卿CT)
       1着    2着    3着
07年    C d   -     -
08年      c   -     -
09年    C     C     -
10年    CZc   CZb   -
11年(阪神)-      Xa    Zb
12年     Zc     b   A
13年    -     -     C a
14年     Xd   -     A 
15年    -     -     -
16年    B     CXb    Zb

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2017年3月23日 (木)

第1269回中団からの差し脚上位は

 いよいよ春のG1がスタートする。第1弾は中京競馬場の高松宮記念。
 2012年のコース改造後、1番人気馬は2勝、3着2回とまずまず。1番人気が勝てない年も4番人気までの馬たちが勝っている。馬場改造後も、全体として指数上位馬が強いという傾向が続いている。

(高松宮記念)1着    2着    3着
07年    CZ    -     AZ
08年    B      Zc   AYa
09年    AYd   DXa   D
10年    CZb    Y    D d
11年(阪神)CYc   B a   -
----------------------
12年    A c    Xc   B
13年    BXc   BZa   -
14年    A     -     B
15年    -(外)   Z    A
16年     Xa   AZb   -

 今年の指数の上位馬は、フィエロ、レッドファルクス、セイウンコウセイ、ラインスピリット、レッツゴードンキ、スノードラゴン、トーキングドラム、ヒルノデイバロー、クリスマスなど。

 馬場改造後、後方一気の馬より、中団より前でレースを進め、直線の瞬発力が鋭い馬たちが活躍する傾向が見える。
 中団より前でレースができて、瞬発力も鋭いのはレッドファルクス、シュウジ、セイウンコウセイ、フィエロ、トーキングドラム、メラグラーナ、ラインスピリットなど。

 なかでも、中京コースが得意で、切れる差し脚でも上位なのがレッドファルクスだ。昨秋のG1スプリンターズSを勝った後、前走、香港スプリントに出走。12着に大敗したが、国内戦に限れば、芝1200メートルは(3000)、中京芝は(3000)、手綱を取るM・デムーロ騎手とも(3000)と相性が良い。スプリントG1の秋、春連覇に懸けたい。

 他では、成長の勢いのある4歳馬シュウジ、セイウンコウセイの好走に、切れる差し脚を生かしたいレッツゴードンキ、メラグラーナ、1200初挑戦のフィエロなどの台頭があるかもしれない。

 日経賞は指数上位馬が活躍しているレースだ。
 今年は、ゴールドアクター、ミライヘノツバサ、アドマイヤデウス、シャケトラ、レインボーライン、ディーマジェスティなどが指数の上位馬たちだ。

 2500メートルの距離適性は昨年の勝ち馬ゴールドアクターが最上位だ。2500から2600の距離は(5010)と最も得意としている。一昨年の有馬記念を勝ってG1馬の仲間入りを果たした実績馬だが、前走、有馬記念でも3着に好走しており、底力でもナンバー1だ。

(日経賞)  1着    2着    3着
07年    AYd    Xd   C c
08年    A a   B d    Yb
09年     Yc   D     -
10年    DYc   AXa   B d
11年(阪神)D      X    A a
12年    -      X    C b
13年     Xa   -     C c
14年    AZc   -     B d
15年    B      Y     Y
16年      a   CZc   D

 マーチSは1番人気馬が1勝、2着1回、3着2回と苦戦の傾向にあり、波乱含みのダートのハンデ戦。ただ、ハンデ戦の割には、指数上位馬がよく頑張っており、特に過去10年のうち9年で連対している平均指数上位馬の活躍が目立つ。

 今年の平均指数の上位馬はアスカノロマン、リーゼントロック、インカンテーション、ピットボス、マイネルクロップなど。他に、前走指数、過去の指数などで、メイショウスミトモ、コスモカナディアン、ディアデルレイ、アルタイル、ディアドムスなどもピックアップできる。

 トップハンデ馬は過去10年で2勝どまり。実績最上位のアスカノロマンも少し苦しいかもしれない。

 成長の勢いを感じさせるのは4歳馬コスモカナディアンだ。今年に入って1600万条件戦を勝ち、J1川崎記念で堂々の3着、前走のオープン仁川Sでも90を超す高指数で2着。ここは中1週のレースになるが、スタミナもありそうで、連軸の中心に推したい。

(マーチS) 1着    2着    3着
07年    -     C b   BYd
08年    B     -       b
09年    AXa   C     -
10年     Yb   -       d
11年(阪神) Xa   -      Z
12年    B b   -      Yb
13年     Ya    Xb   C
14年      d   B     B
15年    B       c    Zb
16年    -     C a    Zb

 3歳馬の毎日杯は、ABCなど前走指数上位馬が中心を担う。
 今年は、サトノアーサー、キセキ、ガンサリュート、プラチナムバレット、クリアザトラックなどが前走指数の上位馬たちだ。

 先行して、長くいい脚を使えるサトノアーサー、キセキ、プラチナムバレットなどが中心になりそう。なかでも、スローペースでも対応できる鋭い差し脚が光るサトノアーサーが最有力だろう。前走、きさらぎ賞では1番人気に支持されたものの、道悪が応えたのか2着に終わったが、指数のレベルは上々。素質の高さを示している。

(毎日杯)  1着    2着    3着
07年    -       d   CXb
08年    B     -     -
09年    A c   -     -
10年    BX    DYa   -
11年    B     -     -
12年    B     -      Y
13年    A     -     BYa
14年    -     -     -
15年    BXa   -     A
16年    D a   AYb   AX
(スローペース調整-15/-5)

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2017年3月16日 (木)

第1267回サトノダイヤモンド中心

 春の天皇賞トライアル阪神大賞典が今週の注目レース。
 過去10年、1番人気は4勝、2着3回、3着2回と安定している。3着にも入れなかったのは1度だけで、比較的堅いレースだ。指数上は、過去10年のうち9年で連対している過去の指数が高いXYZ馬や、平均指数上位馬たちが中心になっている。ランク外の馬が勝ったのは3頭いるが、そのうち2頭は明け4歳馬。5歳馬以上なら指数上位が勝ち馬の条件だろう。

(阪神大賞典)
      1着     2着    3着
07年    AZa   D     BX
08年    -       Xa   AZb
09年    BYc   D     D
10年    CZc   -     A d
11年    A     D      Yd
12年    -     CXa   A
13年    AXa   D     C d
14年    BXa   -     DXc
15年     Ya     d    Yb
16年    -      Z    A
(海外レースは減戦して集計)

 今年は、シュヴァルグラン、サトノダイヤモンド、ワンアンドオンリー、レーヴミストラルなどが指数の上位馬だ。

 注目はダービー2着、菊花賞を勝ち、有馬記念も制して、最優秀3歳牡馬にも選定された4歳馬サトノダイヤモンドだ。有馬記念では1番人気に推され、キタサンブラック、ゴールドアクターをねじ伏せての堂々の勝利だった。2キロの斤量差はあったとしても、現役最強馬の評価は揺るがないだろう。2400以上の距離では(3100)と、長距離適性も高く、スタミナも十分。ここは先行して差し切る横綱相撲で押し切れるだろう。

 サトノダイヤモンドの相手の筆頭は、長距離レースで指数上位のシュヴァルグラン、レーヴミストラルを中心に、穴っぽいところではタマモベストプレイ、スピリッツミノル、マドリードカフェなどの浮上もありそうだ。

 スプリングSは上位3頭に皐月賞の優先出走権が与えられる。3歳重賞戦だけに、前走指数上位馬が有力だが、スローペースになりがちで、スローペースで差し脚上位の馬にも注意がいる。
 今年の指数上位馬は、ウインブライト、アウトライアーズ、サトノアレス、プラチナヴォイス、モンドキャンノなど。

 スローペースの流れが想定され、差し脚は必須条件だろう。
 差し脚上位は、サトノアレス、トリコロールブルー、アウトライアーズ、ウインブライト、エトルディーニュ、モンドキャンノなどだが、ここは3連勝で朝日杯を勝ったサトノアレスが中心になりそう。朝日杯では中団の後方に待機して、直線、大外一気に脚を伸ばして快勝したが、指数も高レベルで、素質は高いだろう。

 逆転候補は差し脚上位のトリコロールブルー、アウトライアーズなど。

(スプリングS)
       1着    2着    3着
07年    -     B      X
08年    -     -     BYb
09年    C     -      Z
10年    -     -     AZa
11年(阪神)CZ     Xa   -
12年    CYd   -      Yc
13年    A c    Yb    Zd
14年    -     A d    Xa
15年    D     A     BXa
16年    A a   BYb    X
(スローペース調整-15/-5)

 3歳牝馬のフラワーCは、前走指数上位馬が中心だが、スローペース必至で、指数が低い馬にも要注意だ。
 今年の指数上位は、ハナレイムーン、ディーパワンサ、トーホウアイレス、モリトシラユリ、シーズララバイ、サンティールなど。

 牝馬の中距離戦でスローペースは必至。スローペースで指数は低いものの、差し脚の鋭さなら、デビューから2戦2勝のファンディーナが断然だ。前走の上がり指数の+24はほぼ限界値。3番手で先行してこの差し脚を使えるのだから、能力の高さの証明だろう。

(フラワーC)
       1着    2着    3着
07年    A a   -     C
08年    A a   C c   A b
09年    -      Yb   -
10年    BXa   C c   -
11年(阪神)-     B c   -
12年     Xa   -      Xc
13年    -     C     -
14年    A     BXa   -(2着同着)
15年    B b   -     -
16年    -     D     -
(スローペース調整-20/-10)

 馬場改修後、今年で6年目を迎えた中京競馬場のメインは、3歳1400メートル戦のファルコンS。過去5年、平均指数の上位馬が連軸の中心になっている。
 今年は、メイソンジュニア、メイショウオワラ、ナイトバナレット、ジョーストリクトリ、マイネルバールマン、エントリーチケット、ボンセルヴィーソ、マンカストラップなどが指数の上位馬たち。

 短距離戦だけに、ペースが上がって、直線のスタミナ比べになりそう。スタミナなら、ボンセルヴィーソ、ナイトバナレット、メイショウオワラ、メイソンジュニアなどが浮上してきそうだ。

 重賞の実績は果敢に逃げてデイリー杯2着、続く朝日杯も3着に粘ったボンセルヴィーソが最上位だが、控えたレースでも結果を残せるかどうか。中団からの差し脚に見どころがあるナイトバナレットの方が連軸向きかもしれない。

 (ファルコンS)
       1着    2着    3着
12年      d    Xa   D
13年    -       b    Xb
14年    BXa   C a    Z
15年    -       d   -
16年    AXa   -      Yb
(スローペース調整-20/-10)

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2017年3月 9日 (木)

第1265回レーヌミノルが中心

 フィリーズレビューは4週先に迫った桜花賞を目指す3歳牝馬の戦い。3着馬までに桜花賞の優先出走権が与えられる。
 3歳牝馬の重賞戦なら、前走指数の上位馬が中心になるはずだが、前走指数上位馬は2勝どまりと、やや精彩を欠く。かわって、過去の指数の高いXYZ馬が6勝、7連対と、上々の成績を上げている。ただ、ランク外の馬の活躍も目立ち、スローペースで指数が低い馬にも注意がいる。

(フィリーズレビュー)
       1着    2着    3着
07年    AXb   -     C d
08年    -     -     -
09年     X    -      Z
10年    -     DZb   AXc
11年    -     B a   -
12年    AZb   DXa   -
13年     Ya    Zc   -
14年     Z    -     -
15年    -     -     AXc
16年     Yd   A a   B b
(スローペース調整は-20/-10)

 今年は、レーヌミノル、ゴールドケープ、カラクレナイ、アルミューテン、ビーカーリー、ジューヌエコールなどが指数の上位馬だ。

 阪神の内回りコースの芝1400メートルなら、極端なスローペースはないはず。過去10年、前走、マイル戦を使っていた馬たちが9勝をあげており、素軽いスピードタイプより、スタミナがあり、早めに仕掛けてもバテない差し脚が求められるだろう。

 先行力があり、マイルの差し脚でも上位にあるのはレーヌミノルだ。小倉2歳Sの勝ち馬で、その後は京王杯2歳S2着、阪神JF3着、クイーンC4着と、世代のトップクラスと戦って常に好成績を納めてきた。近走の指数の高さも1頭だけ抜けた存在だが、逃げるか先行して、自ら作った指数だけに、能力の高さとして信頼したい。ここでも先行して粘るレースになりそうだが、他の先行馬に叩き合いで負けるとは思えず、もし逆転があるとすれば差し脚上位のジューヌエコール、クインズサリナ、ビーカーリーなどだろう。

 中山牝馬Sはハンデ戦。1番人気は10年で1勝、2着1回、3着1回だけで、不振が続く。また、トップハンデ馬も苦しい戦いを強いられることが多い。

 今年の指数上位馬は、マジックタイム、ウキヨノカゼ、トーセンビクトリー、サンソヴール、クインズミラーグロ、ウインリバティ、デニムアンドルビーなど。
 トップハンデは56キロのマジックタイム、次いで55.5キロのデニムアンドルビーが続く。

 牝馬戦だけに、差し脚比べが基本で、鋭い差し脚は必須条件だ。差し脚で上位はリーサルウェポン、フロンテアクイーン、デニムアンドルビー、クインズミラーグロなどだが、牝馬は若さがものをいうし、ハンデもあわせて考えると、4歳馬のフロンテアクイーンが連軸向きに見える。オークスは6着、秋華賞は14着だったが、距離が微妙に長かったのかもしれない。1800メートル戦は(2100)と得意にしており、53キロの恵ハンデが生かせれば、勝機もありそうだ。

 気になるのは、逃げ馬のトーセンビクトリーとプリメラアスール2頭。ともにハンデは楽で、差し脚でも上位にある。ペースによっては逃げ残りがあるのではないか。

(中山牝馬S)
       1着    2着    3着
07年    -     C d   -
08年    -     -     CYa
09年     Xc   -     -
10年     Yb   -     -
11年(阪神)  b   -     -
12年    -     -     B
13年     Z     Y    c
14年    A b     d   -
15年     Z    A a   B
16年    D b   -     -

 G2金鯱賞は昨年の12月に行われたばかりだが、今年から春の開催に変わった。これまで、この時期に行われていたハンデ戦のG3中日新聞杯と距離は同じなので、一応、参考までにデータをあげておいた。

 今年の指数の上位馬は、ヤマカツエース、ヒストリカル、フルーキー、アングライフェン、ステファノス、サトノノブレス、ナスノセイカンなど。

 力のいる中京コースが合うのはヤマカツエースだろう。昨年12月の金鯱賞を中団から差し切り勝ちも鮮やかだったが、その後、有馬記念にも参戦。中団後方から、直線、馬群を縫うように差し脚を伸ばし、8番人気ながら4着。底力をつけているのがわかる大健闘のレースだった。

(中日新聞杯)1着    2着    3着
12年    D     -     A a
13年    B c   B     A b
14年    -     -     -
15年    -     A     -
16年     Xb   -       d

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2017年3月 2日 (木)

第1263回混戦の弥生賞

 3歳馬のクラシックを目指す戦いも、いよいよ本番の季節になった。
 中山の弥生賞は、皐月賞の優先出走権をかけた戦いだ。 

 過去10年、弥生賞の連対馬は、過去の指数が高いXYZ馬や、前走指数の高いABCD馬などが連軸の中心になっている。スローペースで指数が低くても、鋭い差し脚を使って勝ってきた馬たちには要注意だ。

(弥生賞)  1着    2着    3着
07年    AX    -     -
08年    -      Z    AXc
09年    AXa   -      Z
10年    B     AXb   C a
11年    CZb   CXc   A d
12年    -     DXd   A a
13年     Zc    Y    AXb
14年    C      Z    A a
15年    -     -       c
16年    -     A     CY
(スローペース調整は-20/-10)

 今年は、グローブシアター、ダンビュライト、コマノインパルス、テーオーフォルテ、マイスタイルなどが指数の上位馬たち。

 高指数で3戦3勝のレイデオロがソエの影響で弥生賞の出走を見送り。4戦3勝のプレスジャーニーも回避することになって、期待された主役クラスが不在。今年の弥生賞は大混戦になった。

 世代のトップクラスで3戦3勝のレイテオロを基準に考えると、葉牡丹賞でレイデオロと差のない2着だったコマノインパルス、ホープフルSで3着のグローブシアターが、指数上位の有力馬になりそう。

 とりわけ、3戦2勝、2着1回のコマノインパルスは、レイテオロの2着の後、京成杯を後方から差し切って快勝しており、実績は最上位だろう。中山コースの適性からも、連軸の中心にとりたい馬ではあるが、ここはスローペース必至。鋭い差し脚の点で少し物足りなさを感じる。

 スローペースで長く良い脚を使えるのは、ダイワキャグニー、カデナ、ベストアプローチなどだろう。なかでも2戦2勝のダイワキャグニーは先行力があり、流れに合わせたレースもできそうで、連軸の中心に推したい。

 チューリップ賞は桜花賞のトライアル戦。
 前走指数や過去の指数で上位の馬たちが活躍するレースだ。
 今年は、ソウルスターリング、リスグラシュー、アロンザモナ、エントリーチケット、ダノンディーヴァなどが指数の上位馬たち。

 チューリップ賞は12月の2歳G1阪神JFと同じコース、同じ距離のレースだけに、阪神JFの上位馬が活躍する傾向が強い。今年はその阪神JFを勝ったソウルスターリング、2着のリスグラシューがそろって出走してくる。スピード指数も最上位にあり、ここでも最有力馬だろう。

 ソウルスターリングは3戦3勝。阪神JFでは、内ラチ添いに先行して、直線、余力十分に抜け出して高指数で完勝した。後方から追い込んで2着に上がってきたのがリスグラシュー。相手が強かっただけで、素質は上位だろう。ともにスローペースで差し脚比べになったとしても、長くいい脚を使える。ペースや展開にも不安はないだろう。指数の高さと距離実績からも、ソウルスターリング、リスグラシューの2頭が抜けた存在に思えるが、2頭を除けば、後は横一線だ。

(チューリップ賞)
       1着    2着    3着
07年    AXa   BZ    -
08年      c   AYa   BXb
09年    AZa   -     -
10年    -     B     -
11年     Xa    Zd   C
12年    -     CXc   A
13年    B     -      Yd
14年    BX    -     D
15年    DYc   A a   AXd
16年    B     D c   -
(スローペース調整は-20/-10)

 芝1200のオーシャンSは、前走指数の上位馬が連軸の中心。
 今年は、ブレイブスマッシュ、ウインムート、メラグラーナ、アースソニック、スノードラゴン、クリスマス、ブレイズアトレイルなどが指数の上位馬たちだ。

 芝の短距離戦で、ペースは上がり、スタミナが問われるレースになりそうだ。
 ここは4歳馬ブレイブスマッシュに注目したい。3歳クラシック戦線で戦っていたが、2000を超える距離ではいいところがなく、好成績は1400、1500、1600の距離に集中している。距離は明らかに短距離向きの馬だ。今回、芝1200メートル戦は初挑戦だが、ペースの上がる1200戦なら、十分こなせるだろう。自ら新境地を開くレースを期待したい。

(オーシャンS)
       1着    2着    3着   
07年     Xb   -     -
08年    C     -     C
09年    A b   -     -
10年    BZc   -      Y 
11年    -     CXb   AYa
12年    C     -     -
13年    AYb   BXa   -
14年    D     -      Z
15年    A      Y      a
16年    -      X    AZa

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2017年2月23日 (木)

第1261回底力が問われる

 中山の開幕週は、芝1800メートルの中山記念がメイン。過去10年をみると、平均指数の上位馬を中心に、比較的、指数上位馬が活躍しているレースだ。1番人気は過去10年で3勝、2着1回のみ。

(中山記念) 1着    2着    3着
07年      c   A d   C a
08年    CZa   C     -
09年     Xc    Xd   A b
10年      d   -     -
11年      b   BY    CYd
12年    -      Y     Y
13年    B     C d    Xd
14年    A a   -      X
15年    DYb    Xa   -
16年    AXa   B     C

 今年はネオリアリズム、アンビシャス、ヴィブロス、ロゴタイプ、ツクバアズマオー、ヌーヴォレコルト、マイネルミラノなどが指数の上位馬だ。

 比較的底力が問われるレースのようで、前2走内でG1戦を使っていた馬たちが、過去10年で8勝をあげている。また、近走、2000メートル以上の距離で鋭い差し脚を使ってきた馬が連軸の中心になっている。
 その2つの条件から絞り込むと、リアルスティール、アンビシャスが有力馬として浮上してくる。

 リアルスティールは、秋の天皇賞2着の後、ジャパンカップでは2番人気に推されたが結果は5着。適距離は昨年のドバイターフでの勝利を含めて(3110)の1800メートルのようで、長くても2000メートルまでだろう。距離の合わなかったジャパンカップでの5着は、むしろよく頑張ったといえるだろう。中山記念は昨年4歳時に3着に好走しており、適距離の1800メートルで、リアルスティールの強さを見せてくれるのではないか。

 アンビシャスは前走、秋の天皇賞で4着だった。1800メートル戦は(1221)だが、昨年のこのレースで2着に好走している。今回、手綱を取るルメール騎手とは相性が良く、これまで(3200)とパーフェクト連対中。逆転があるかもしれない。

 4歳牝馬のヴィブロスも気になるところ。54キロの軽量だけに、差し脚の鋭さを生かして一気の浮上もありそう。他では、逃げるマイネルミラノの逃げ残り。ロゴタイプ、ネオリアリズムなどの先行、前残りにも要注意だろう。

 阪急杯は阪神内回りの1400メートル戦。
 今年は、ミッキーラブソング、ヒルノデイバロー、ダイシンサンダー、ロサギガンティア、テイエムタイホー、トーキングドラム、メドウラークなどが指数の上位馬だ。

  ペースが上がるとは思えないし、開幕週の阪神コースで良馬場予想なら、先行馬に有利な展開だろう。
 先行力があり、差し脚もしっかりとしているのは、ロサギガンティア、ミッキーラブソング、トーキングドラム、シュウジなどだ。

 なかでもロサギガンティアが連軸の中心になりそう。前走の阪神カップではスタートで出遅れ、先行できず5着だったが、上がりタイムは最速で、阪神カップを勝ったシュウジと同タイムの34秒8だった。普通にスタートできていれば、勝ち負けになったはずで、ここは改めて巻き返しに期待したい。

(阪急杯)  1着    2着    3着
07年    CZa 同着C     BXb
08年    D      Ya   -
09年    CYa    Yc   A
10年    AY    -       b
11年    B d   DYb   B
12年    -     -     AYa
13年    AYb   C     -
14年    -     -     D
15年    BY    -     -
16年    CXa   -     A

 3歳重賞アーリントンCは、前走指数上位馬が中心だ。
 今年の指数上位馬は、ディバインコード、ヴゼットジョリー、キョウヘイ、ペルシアンナイト、リンクスゼロ、ミラアイトーン、レヴァンテライオンなど。

 阪神の外回りのマイル戦だけに、スローペース必至で、長く使える差し脚が問われるレースだ。差し脚からはヴゼットジョリー、ペルシアンナイト、ミラアイトーン、キョウヘイなどが有力馬として上がってくる。

 2走前、2000メートル戦を好指数で4着のミラアイトーンは底力がありそう。前走は余力十分で快勝しており、差し脚も上位で、連軸向きだろう。

 前走、シンザン記念を後方一気の差し脚で勝ったキョウヘイにも注目したい。シンザン記念は重馬場でペースも速かったこともあって、展開がはまったという見方もできるが、2走前の差し脚を見れば、良馬場でもやれるのではないか。

 阪神開幕週の良馬場なら、シンザン記念は馬場が合わず、直線で前が詰まる不利もあったペルシアンナイトの快走もある。差し脚の鋭さで最上位の牝馬ヴゼットジョリーも勝てる力はあるだろう。

(アーリントンC)
       1着    2着    3着
07年    DZb   AXc    Y
08年    -       c   -
09年    CXc   -     C
10年    AXc   D      Xa
11年    -     -      Zb
12年    D       c    Z
13年    AYa   BXd   C
14年    AXa   AYc     d
15年    -     AYc   -
16年    DY    D     -
(スローペース調整-20/-10)

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2017年2月16日 (木)

第1259回差し脚勝負なら

 G1フェブラリーSが今週の注目レース。過去のデータからは、前走指数や平均指数の上位馬が強い傾向がはっきりとみえる。過去10年、指数ランク外の馬で連対した3頭はすべて4歳馬だった。4歳以外では指数上のランク馬でなければ勝利の条件にはないし、連対すら難しい。過去10年、勝ち馬は4、5、6歳で占められており、7歳以上の勝利はない。牝馬は2000年以降、2着が1度あるだけだ。

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
07年      d    Zc   B
08年    A     C d    Xc
09年    -       a   AYa
10年    AXb   -      Xb
11年    DYc     b   -
12年    C     C       c
13年    DZ    CXa   A c
14年    -     DZd   B
15年    AZd     c     d
16年    B     D c   -
(公営競馬や海外の成績を減戦処理して集計)

 今年はサウンドトゥルー、ベストウォーリア、カフジテイク、ノンコノユメ、アスカノロマン、モーニン、コパノリッキーなどが指数の上位馬たちだ。

 昨年12月のG1チャンピオンズCに出走していた馬たちが8頭そろって、ここは再戦の様相のレースだ。
 チャンピオンズCは後方一気の差し脚でサウンドトゥルーが勝った。先行したアスカノロマンが3着に粘り、外を回って後方から追い込んだカフジテイクが差のない4着。後方からノンコノユメも脚を伸ばして6着。モーニンは7着。指数の高さ、着順から考えて、その上記5頭が有力馬の中心になるのではないか。

 サウンドトゥルーは昨年のJRA最優秀ダートホースに選出された7歳馬。後方一気の差し脚が持ち味で、距離は1800がベストだろう。心配材料は、過去10年勝ち星がない7歳馬で、成長の上がり目も期待できないことと、これまで手綱を取ってきた大野騎手の騎乗停止で、急遽、柴田善臣騎手が騎乗することになったことか。チャンピオンズCの後、帝王賞3着、川崎記念2着と、好走はしたが、勝ちきれないもどかしさは残る。

 チャンピオンズC3着のアスカノロマンは厳しいペースを先行して、最後までよく粘ったレースだった。ここも先行馬がそろってペースは厳しくなりそうで、どこまで粘り込めるかに注目したい。

 連軸の中心に推したいのはチャンピオンズCで4着だったカフジテイクだ。直線、内に入れて追ったサウンドトゥルーが勝ったが、カフジテイクは大外から。距離ロスを考えれば上がりタイムで勝ち馬との0.2秒差はないに等しい。続く、前走のダート1400の根岸Sは決して追い込み馬に有利なペースではなかったものの、後方一気の差し脚で鮮やかに突き抜けた。鋭い差し脚は東京コース向きだし、差し脚の鋭さは間違いなくナンバーワンだろう。距離は6勝をあげている1400がベストに見えるが、3走前、マイルの武蔵野Sで示した出色の瞬発力なら、距離の不安を払拭するに十分だろう。

 マイルの距離がもっとも合うのは(4111)のノンコノユメだ。特に東京のマイル戦は(4110)と4着以下がなく、昨年のフェブラリーS2着も伊達ではない。

 昨年の勝ち馬モーニンは、近走、精彩を欠くレースが続いているが、復調してくれば巻き返しもあるはず。要注意の1頭だろう。

 ダイヤモンドSは芝3400メートル、長距離のハンデ戦。
 過去の指数の上位馬や、平均指数の上位馬などが好走している。
 今年は、カフジプリンス、アルバート、サイモントルナーレ、プレストウィック、ファタモルガーナ、フェイムゲームなどが指数の上位馬だ。

 長距離の指数が高いのはアルバート、ファタモルガーナ、フェイムゲーム、カフジプリンスなどだが、なかでも、スタミナがありそうなアルバート、ファタモルガーナ、カフジプリンスが連軸向きだろう。

 底力では昨年12月のステイヤーズSを勝って、前走の有馬記念でも7着に好走したアルバートが最上位だ。ハンデは58キロとトップハンデを背負うことになったが、実績からは致し方ないところ。ハンデが克服できれば、最有力馬だろう。

 相手もステイヤーズS2着のファタモルガーナが有力だが、割って入るとしたらのカフジプリンスだろうか。菊花賞は8着だったが、ここはハンデも54キロと恵まれ、逆転も考えられる4歳馬だ。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
07年    CXa   -     A
08年     Za    Xb   B
09年    -     -     C
10年    AZc   -     -
11年    -      Y    A a
12年    -     -     BYc
13年    C c    Xa   A
14年    CXa    Yb   -
15年     Xa     d   C
16年     -     BXa   -
(海外の成績を減戦処理して集計)

 小倉大賞典もハンデ戦。
 今年は、コスモソーンパーク、レッドソロモン、マイネルハニー、ベルーフ、ケイティープライドなどの前走指数が高く、他に過去の指数、平均指数で、パドルウィール、ストロングタイタン、フルーキー、クラリティスカイなどもピックアップされる。
 過去10年、1番人気馬は1勝、2着2回、3着2回と、少し不振の傾向にある。

 ペースは平均的な流れになりそうで、中団からの差し馬に向く展開だろう。
 差し脚上位といえるのは、ヒストリカル、フルーキー、パドルウィール、スピリッツミノルなど。先行馬で差し脚があるマルターズアポジー、ロードヴァンドール、クラリティスカイなどにもチャンスはありそうだ。

(小倉大賞典)1着    2着    3着
07年      a   C c    X
08年     Ya    Zc    Xb
09年     Yd   B a   A
10年(中京)-     D     -
11年     Xc    Za    Yd
12年     Z    A d    X
13年    AYc   A     -
14年     Xa   AZb   B d
15年    B     -      Z
16年    -       a   -

 京都牝馬Sは4歳馬が強く、過去10年で7勝。5歳馬は2勝、6歳馬が1勝。指数上ランク外で勝った馬はすべて4歳馬だった。
 今年の前走指数上位馬は、レッツゴードンキ、アットザシーサイド、ウインファビラス、フィドゥーシアなど。他に過去の指数、平均指数で、アルビアーノ、ウリウリ、スナッチマインド、エテルナミノル、ラインハート、ムーンエクスプレスなどが上位。

 中心はレッツゴードンキだろう。牡馬相手の重賞で好走しており、指数の高さでも一歩抜けた存在にみえる。力のいる馬場も得意のようで、今の荒れ気味の京都コースも合うはず。近走の復調ぶりは著しく、差し脚の鋭さも戻ってきたようだ。15年の桜花賞を勝って以来、勝ち星からは遠ざかっているが、勝機は近い。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
07年    A a   -      X
08年    D d   -      Zb
09年    -     BZ     Ya
10年    -     -     DYb
11年    -     BYc   C
12年    -     BYb   C
13年    C d   -     -
14年      d   C c   -
15年    DZ    C     -
16年     Xb   C     B d

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